乳の学術連合とは
「乳の学術連合」とは
我が国における牛乳乳製品の消費の維持・拡大及び酪農乳業と生活者との信頼関係の強化を図っていく観点から、牛乳乳製品の価値向上に繋がる多種多様な情報を「伝わり易く解かり易い表現」として開発し、業界関係者及び生活者に提供することを目的とした健康科学分野・社会文化分野・食育分野の専門家で構成する組織の連合体です。
「乳の学術連合」の組織と活動の概要 【Japan Milk Academic Alliance】
運営 | 乳の学術連合運営委員会 | |||
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分野 | 健康科学 | 社会文化 | 食育(教育) | |
研究組織 | 牛乳乳製品健康科学会議 | 乳の社会文化 ネットワーク | 牛乳食育研究会 | |
英名 | Dairy Products Health Science Council | Research Network of Dairy Social Culture | Milk Education Research Council | |
担当する価値領域 | 乳の栄養健康機能における価値 | 乳の社会的文化的価値 | 乳の教育的・栄養学的価値 | |
役割 | 上記の乳の価値を向上させるため次の活動を実施。 ①戦略的情報開発(情報の信頼性の確保) ②研究者の育成及び組織化 ③業界関係者及びインフルエンサーへの情報提供・啓発・教育 |
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具体的活動 | ①国内外の研究情報の収集・評価 ②新たな知見の研究・調査・開発 ③業界関係者及びインフルエンサーに対する「わかり易く伝え易い」情報(表現)開発及び啓発・教育・指導のためのセミナー等の構築 ④活動(研究)成果の発表 ⑤これまでの委託研究の再評価と活用できる研究成果の選択(牛乳乳製品健康科学会議) |
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研究 テーマ (平成27 - 29年度) |
①ライフステージに対応した牛乳摂取の意義 ②運動・スポーツにおける栄養的意義 ③リラックス・安眠 ④免疫調節 ⑤乳糖不耐 等 |
①牛乳飲用習慣における世代効果・年齢効果 ②牛乳の栄養経済性 ③和食と乳の食文化的融合の意義 ④日本の酪農乳業の産業的発展の特徴と意義 ⑤学校給食における牛乳利用の歴史的総合的意義 等 |
①教育活動における乳活用の意義 ②教育効果の評価法の開発 ③集団給食(保育所・小中学校等)の現代的意義と価値 ④ライフステージに対応した教育のプログラムの開発と評価 等 |
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設立年月日 | 平成24年3月18日 | 平成24年4月8日 | 平成24年10月8日 | |
会員数 | 163名 | 37名 | 26名 | |
役員
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代表幹事 | 中村丁次 (日本栄養士会 代表理事 会長) | 生源寺眞一 (福島大学農学群食農学類長 教授) | 角屋重樹 (広島大学名誉教授) |
副代表幹事 | 小川純人 (東京大学 大学院 医学系研究科 加齢医学講座 老年病学 教授) | 小長谷有紀 (独立行政法人日本学術振興会監事) | 木村純子 (法政大学教授) | |
事務局長 | 岩本洋 (一般社団法人Jミルク 部長) | 内橋政敏 (一般社団法人Jミルク 専務理事) | 林雅典 (一般社団法人Jミルク 部長) |
研究組織
Dairy Products Health
Science Council
牛乳乳製品の栄養健康機能に係る学術的エビデンスを研究検証し、研究活動を通じて日本人の健康増進に貢献することを目的として、平成24 年3 月に設立した健康科学分野の研究者で組織される一般社団法人Jミルクの外部連携組織。
Research Network of Dairy
Social Culture
乳の利用と酪農乳業の発展に関する社会的文化的な研究を通して、わが国乳文化の創造に積極的に貢献することを目的とする一般社団法人Jミルクの外部連携組織。
Milk Education Research
Council
乳の特徴を活用した食と教育の研究活動を通して、豊かな食体験及び総合的な食知識の習得、食に対する健全な態度の育成及び適切な食選択能力の向上などの教育的な取り組みをもって、生活者が生涯を通じて心豊かで健康的な生活を実現することに貢献することを目的とする一般社団法人Jミルクの外部連携組織。