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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.37
2024年2月1日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.37を乳の学術連合事務局からお届けいたします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 会員等の研究活動
@ 研究成果のご紹介
▽研究報告書を公開しました。
「エクソソームの簡便定量法による乳製品の新規機能及び規格の構築」
「ACE2発現に注目した腸内環境改善による新型コロナウイルス感染に伴う重症化予防の検討」
「高血圧を有する被災地住民における乳製品摂取の有用性の検討」
「牛乳及び乳製品はコリン化合物摂取に役立つか?」
「牛乳摂取ならびにビタミンD併用摂取によるサルコペニア、ロコモ、フレイルへの影響に関する研究」
(2) 乳の学術連合運営員会の開催
(3) 2024年度研究の公募
(4) 幹事会の開催
(5) 研究計画発表会
2. Jミルクからのお知らせ
(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date Vol.41 2024.1
日本の地域在住高齢者においてチーズ摂取が認知機能低下リスクと逆相関
A 「給食のない日」の栄養問題をどう解決する?〜カルシウム不足と牛乳摂取の関係性からその手立てを考える(栄養士大会2023 採録)
講師 上西 一弘 先生(女子栄養大学栄養学部 教授/牛乳乳製品健康科学会議 幹事)
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国連気候変動会議「COP28」の閉幕にあたりIDFとGDPが共同声明
A 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽どうなっている?オーストラリアの酪農業
3. トピックス
@ フランスの酪農乳業事情
第3回 フランスの包装前面栄養表示「ニュートリスコア」の現状と問題点-1
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 会員等の研究活動
@ 研究成果のご紹介
▽研究報告書を公開しました。
§ 竹森 洋 先生(岐阜大学大学院 連合創薬医療情報研究科)
「エクソソームの簡便定量法による乳製品の新規機能及び規格の構築」
§ 後藤 孔郎 先生(大分大学 医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座)
「ACE2発現に注目した腸内環境改善による新型コロナウイルス感染に伴う重症化予防の検討」
§ 宮川 尚子 先生(慶応義塾大学 医学部 衛生学公衆衛生学)
「高血圧を有する被災地住民における乳製品摂取の有用性の検討」
§大久保 剛 先生(仙台白百合女子大学 人間学部 健康栄養学科)
「牛乳及び乳製品はコリン化合物摂取に役立つか?」
§ 松井 康素 先生(国立長寿医療研究センター ロコモフレイルセンター)
「牛乳摂取ならびにビタミンD併用摂取によるサルコペニア、ロコモ、フレイルへの影響に関する研究」
(2) 乳の学術連合運営員会の開催
乳の学術連合は課題等の共有のため、運営委員会を開催します。
委員の皆様には、改めて事務局よりご連絡いたします。
日時 2024年2月15日(木)18:00〜20:30
(3) 2024年度研究の公募
乳の学術連合が実施する来年度の研究公募を12/31で締め切りました。
今後、各研究会において、評価委員会(審査委員会)、幹事会などを経て、2024年度に採択する研究を決定します。
@ 牛乳乳製品健康科学会議
研究評価委員会:2024年2月27日(火)
幹事会:調整中
A 乳の社会文化ネットワーク
研究審査委員会:2024年2月25日(日)
B 牛乳食育研究会
研究評価委員会:2024年2月2日(金)
(4) 幹事会の開催
各研究会では、2023年度事業報告及び2024年度事業計画他を協議するため、幹事会を開催いたします。
各研究会の幹事の皆様には改めて事務局よりご連絡いたします。
@ 牛乳乳製品健康科学会議:調整中
A 乳の社会文化ネットワーク:2024年3月29日(金)
B 牛乳食育研究会:2024年3月16日(土)
(5) 研究計画発表会
乳の社会文化ネットワークと牛乳食育研究会は、2024年度研究採択者による研究計画発表会を開催予定です。
ご参集範囲の皆様には、改めて事務局よりご連絡いたします。
@ 乳の社会文化ネットワーク:2024年3月29日(金)
A 牛乳食育研究会:2024年3月16日(土)
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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date Vol.41 2024.1
日本の地域在住高齢者においてチーズ摂取が認知機能低下リスクと逆相関
我が国の人口に占める高齢者の割合が増え、認知症患者についても増加傾向にあり、認知症予防策の一つとして食事と認知機能との関係に関心が高まっています。
こうした中、チーズの摂取が認知機能低下と関連するかどうかについて、日本の地域在住高齢者を対象とした横断的研究の論文が掲載されました。
本研究によると、「日本の地域在住高齢者において、チーズ摂取が認知機能低下リスクと逆相関する」ことが明らかになりました。
A 「給食のない日」の栄養問題をどう解決する?〜カルシウム不足と牛乳摂取の関係性からその手立てを考える(栄養士大会2023 採録
講師 上西 一弘 先生(女子栄養大学栄養学部 教授/牛乳乳製品健康科学会議 幹事)
学校給食はカルシウム供給量が高めに設定されており、献立には牛乳が入っています。
子どもたちが十分にカルシウムを摂取し、将来にわたって健康な生活を送ることができるようにとの考えからです。
一方で、給食がない日は大幅に不足する子どもが多く、特に夏休みなどの長期休みに不足した状態が続くと、健康への影響も懸念されます。
給食におけるカルシウム摂取の重要性と牛乳が果たしている役割、そして給食のない日にも牛乳を飲むことの意義について解説します。
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国連気候変動会議「COP28」の閉幕にあたりIDFとGDPが共同声明
IDFとGDPは、農業食料システムにおける複雑な状況を乗り越え、栄養ニーズ、持続可能性、および気候変動対策の間の調和を達成するため、情報に基づいた政策決定に支えられた本セクターの関係者と主要な利害関係者との協力を提唱するとしています。
A 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽どうなっている?オーストラリアの酪農業
オーストラリアの酪農業界では、生産者乳価が最高水準に達した反面、生乳生産量は減り続けています。
また乳価の上昇が国産乳製品の競争力低下を招き安価な輸入品の流入につながっています。
一方で酪農家は、酪農行動規範の導入により業界の競争環境が整えられた恩恵も得ています。
それでも酪農家の数は減少が止まっていません。
こうした現状について、業界団体代表 リック・グラディガウ氏に話を聞きました。
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3. トピックス
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@ フランスの酪農乳業事情
第3回 フランスの包装前面栄養表示「ニュートリスコア」の現状と問題点-1
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【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
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