幼児の「乳」を活用した体験活動における生命尊重概念萌芽とその教育効果 - 栽培収穫体験との比較から -
2014年
著者:酒井 治子
所属:東京家政学院大学現代生活学部
研究目的
本研究は、「乳」を活用した生命尊重概念の萌芽をめざすプログラム( 教材を含む)の開発を目指している。そのために、平成25年度の研究成果を踏まえ、植物を栽培・収穫し、食する栽培収穫体験と、「ウシ」の乳を搾り、飲み、または加工して食する酪農体験、2つの異なる生命循環の体験を比較し、その教育効果の一つとして生命尊重概念の萌芽の出現状況を明らかにすることを目的とする。その際、日常的な保育場面において、子どもが主体となり活動を展開していくことを重視する。
※平成26年度「食と教育」学術研究