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 メールマガジン 乳の学術連合 News  Vol.68
                     2026年9月1日
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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.68を乳の学術連合事務局からお届けします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 会員等の研究活動
▽研究報告書の公開
「酪農教育ファームにおける新たな取り組みの実践的な提案−自己のキャリア教育やSDGSの視点から−」
「カルシウム摂取基準による牛乳飲量促進のための指導法の開発に関する 基礎的研究−牛乳摂取量促進のためのワークシート開発−」
「カルシウム摂取基準に基づく牛乳飲用促進の指導法の開発のための基礎的研究−牛乳摂取量促進を家庭に促すための取り組みを通して−」
(2) 研究報告会の開催
(3) 幹事会等の開催
(4) 2027年度学術研究の公募について
(5) ジャパンミルクコングレス2026のご案内(12月12日)

2. Jミルクからのお知らせ
(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Update
▽Vol.64 高脂肪のチーズやクリームは認知症リスクの低下と関連する
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽世界の生乳生産、2026年は引き続き緩やかに成長 乳製品貿易量もプラス:FAO「食料アウトルック」2026年6月号より
A海外酪農ニュースレター No.7(2026年8月)
▽経営の収益性・効率性−IFCN 年次大会から
(3) J-MILK REPORT Vol.55

3. トピックス
(1) 2026年度第2回乳和食講習会「乳和食を学ぶ会」の開催(10月3日)
(2) 連載コラム「にほんの酪農・歴史さんぽ」【第8弾 神奈川編】 
▽第4回 湘南海岸の別荘地で 〜大磯・二宮
▽第5回 城下町の牛乳店 〜小田原 
▽第6回 お宮の前の牧場 〜平塚 

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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 会員等の研究活動
▽研究報告書の公開
§ 石井 雅幸 先生(大妻女子大学 家政学部 児童学科 理科教育研究室)
「酪農教育ファームにおける新たな取り組みの実践的な提案−自己のキャリア教育やSDGSの視点から−」
https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/gyunyushokuiku/shoku_study2023-10.html
「カルシウム摂取基準による牛乳飲量促進のための指導法の開発に関する 基礎的研究−牛乳摂取量促進のためのワークシート開発−」
https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/gyunyushokuiku/shoku_study2023-11.html
「カルシウム摂取基準に基づく牛乳飲用促進の指導法の開発のための基礎的研究−牛乳摂取量促進を家庭に促すための取り組みを通して−」
https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/gyunyushokuiku/shoku_study2024-04.html

(2) 研究報告会の開催
各研究会では、主に2025年度に実施した研究について、研究報告会を開催し、参加者による活発な意見交換が行われました。
▽牛乳乳製品健康科学会議:「牛乳乳製品健康科学」研究報告会 2026年8月11日(火・祝) 報告数11題
▽乳の社会文化ネットワーク:「乳の社会文化」研究報告会 2026年8月28日(金) 報告数6題
▽牛乳食育研究会:「食と教育」研究報告会 2026年8月3日(月) 報告数4題

(3) 幹事会の開催
@乳の社会文化ネットワークおよび牛乳食育研究会では、主に2027年度公募研究テーマの検討等のため、幹事会を開催しました。
▽乳の社会文化ネットワーク 幹事会 2026年8月28日(金)
▽牛乳食育研究会 幹事会 2026年8月3日(月)
A牛乳乳製品健康科学会議では、2025年度終了学術研究の評価、2027年度公募研究テーマの検討等のため、幹事会を開催します。
▽牛乳乳製品健康科学会議 幹事会 2026年9月3日(木)

(4) 2027年度学術研究の公募について
▽2027年度の研究公募は、2026年10月1日〜12月31日の期間で実施し、実施要領は乳の学術連合学術研究の公募ページに掲載する他、全国の研究所、大学、学会等にメール等でご案内します。
┗(参考)2026年度学術研究の公募ページ
 https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2026/index.html

(5) ジャパンミルクコングレス2026のご案内
2026年12月12日(土)にTKPガーデンシティPREMIUM神保町において、乳の学術連合における最新知見や研究成果を発表する学術研究集会「ジャパンミルクコングレス2026」を開催します。
日本酪農科学会との連携による食品科学分野の研究成果も含めた発表や、外部講師を招いた特別講演等も予定しています。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
(プログラム準備中!参加申込は10月開始予定)
┗詳細はこちら
乳の学術連合ウェブサイト: https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2026news/detail/0730.html
Jミルクウェブサイト: https://www.j-milk.jp/news/2026congress.html

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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Update
▽Vol.64 高脂肪のチーズやクリームは認知症リスクの低下と関連する
認知症の予防を考えたとき、食事は対策可能な要因の一つです。
乳製品と認知症の関連については議論が続いており、特に脂肪含有量の違いによる影響は明らかになっていません。
こうした中、スウェーデンの地域住民を対象にした前向きコホート研究から、脂肪含有量の異なる乳製品の摂取と認知症リスクとの関連が解析され、その結果が2026年1月のNeurology 誌に掲載されました。
この研究では、「大規模な長期追跡調査から、脂肪分の多いチーズやクリームは認知症リスクの低下と関連することが示された」としています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202608_vol64.html

(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽世界の生乳生産、2026年は引き続き緩やかに成長 乳製品貿易量もプラス:FAO「食料アウトルック」2026年6月号より
国連食糧農業機関(FAO)が、世界の農産物需給などの概況を見通す「食料アウトルック(Food Outlook)」の最新報告(6月18日に公表)によると、2026年の世界の生乳生産量は引き続き緩やかに回復し、前年比1.0%増の約1億1400万トンになると予測しています。
また、2026年の世界の乳製品貿易量も、2025年の力強い成長の後、2026年には0.9%増加すると予測しています。
市場は回復基調にあるものの、経済成長の鈍化、消費者の購買力の不均等、一部の主要輸入国における構造調整の継続により、成長のペースが鈍化する可能性が高く、今後の動向を注意深く観察していく必要があります。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202608_1.html

A海外酪農ニュースレター No.7(2026年8月)
▽経営の収益性・効率性−IFCN 年次大会から
国際酪農比較ネットワーク(IFCN)は2026年6月、「酪農乳業の未来を築く――変化する世界におけるイノベーションと持続可能性」をテーマに、年次大会であるデーリー・カンファレンス2026をオンラインで開催しました。
酪農経営の効率性に関連して、多くの地域で飼料効率を重視する傾向が強いことや、酪農家の投資マインドをめぐり、将来の不確実性がなお大きいと感じられていることなどが示されました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/Newsletter.html

(3) J-MILK REPORT Vol.55
「フードマトリクス」の視点から牛乳・乳製品の価値を捉え直す、中村丁次先生(日本栄養士会 会長)へのインタビューを掲載。
下半期の「牛乳でスマイルプロジェクト」関連の取り組みや、スキムミルク(脱脂粉乳)を毎日の食卓に取り入れるヒントなど、SNSやリーフレットに活用できる情報をお届けします。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/about/report/index.html

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3. トピックス
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(1) 2026年度第2回乳和食講習会「乳和食を学ぶ会」の開催(10月3日)
Jミルクでは、和食に牛乳を組み合わせることで減塩を実現し、和食本来のおいしさを味わえる「乳和食」の普及・推進に取り組んでいます。
このたび、料理家・管理栄養士で乳和食開発者の小山浩子氏を講師に、ゲスト講師として日本栄養大学 教授の上西一弘先生をお迎えし、今年度第2回目となる講習会「乳和食を学ぶ会」を開催します。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/nyuwashoku/261003_workshop_announce_registration.html

(2) 連載コラム「にほんの酪農・歴史さんぽ」【第8弾 神奈川編】 

にほんの酪農・歴史さんぽ 連載一覧
https://www.j-milk.jp/knowledge/column/sampo_index.html

▽第4回 湘南海岸の別荘地で 〜大磯・二宮
明治中期、日本初の海水浴場に指定された大磯や隣接する二宮は、伊藤博文ら政財界の名士が集う別荘地として栄え、避暑に訪れる層を対象とした牛乳の需要が生まれました。
当時の記録には、月ごとの搾乳量や牛乳販売の申請書が残っており、湯煎による高温殺菌や容器の進化(缶から瓶詰めへ)といった加工・販売の変遷がうかがえます。
特に別荘などの顧客には、手搾りの経験を生かして濃い部分を分ける「搾り別け」を行い、付加価値の高い特別牛乳として届けていました。
1908年に設立された「湘南牛乳株式会社」はのちに「西山牛乳店」となり、ボイラーによる蒸気殺菌の導入や駅売店への納入など規模を拡大。
東京方面での需要増加と牛乳の価格高騰を背景に、異端扱いされていた牛飼いは農家全体へと広がり、大正期には地域の一大産業へと発展していきました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/kanagawa04.html

▽ 第5回 城下町の牛乳店 〜小田原
明治時代、吉川英治の父が小田原で牧牛を志したものの偏見に晒されたように、当時は畜産業への偏見や牛疫の蔓延といった逆風が存在しました。
そうした中、1905年に箱根の耕牧舎が廃業すると、岡部五郎がその看板を受け継ぎ、城下町・小田原の新玉地区に「耕牧舎牛乳店」を開業しました。
当時の牛乳瓶は山縣有朋の別荘「皆春荘」跡などから発掘されており、毎朝坂道を登って政財界の名士ら別荘客へ配達していた様子が窺えます。
また、花街に近い立地を生かし遊郭の得意客や、銭湯帰りの「お風呂上がりの一杯」としても売られていたようです。
さらに地域では、乾乳期の牛を農家に預け、再び乳が出ると牛乳店に戻す「貸し牛」という仕組みが定着していました。
農家は牛ふん肥料の獲得や謝礼金を得るなど確実な副業としてこれを活用し、小田原の地で酪農が普及していく基盤となりました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/kanagawa05.html

▽ 第6回 お宮の前の牧場 〜平塚 
明治時代中頃、平塚八幡宮の前に「雲出(くもず)牧場」がありました。
神主の雲出清五郎が、弟の持病だった脚気治療に役立てようと、一頭の乳牛を飼ったことを起点に牛乳販売を開始。
配達員は「麦わら帽子に花など飾りつけ、パッチをはいて、上衣はハッピ」という装いで箱車を引いて配達し、滞在する外国人技術者のために和菓子の花型を用いて、牡丹やバラの形に型抜きしたバターも製造しましたが、1934年に閉鎖しました。
一方、1904年に平塚へ移住した作家の村井弦斎は、大ヒット小説『食道楽』の中で「牛乳の良否が人の身體に大関係を及ぼす」と述べて品質検査の重要性を訴えました。
また、搾りたての牛乳を静置して表面に浮いたクリームを取り、自家製バターをパンにつけて食べる「それこそ頬の落ちる程」美味しいという究極の食の楽しみ方を提示しました。
このように、明治・大正期の平塚には先進的な酪農と食文化の芽生えが存在していました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/kanagawa06.html

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 【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
 乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp
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 JミルクURL https://www.j-milk.jp
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