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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.48
2025年1月8日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.48を乳の学術連合事務局からお届けいたします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1)会員等の研究活動
研究成果のご紹介
▽最新研究成果の紹介
§「乳製品特有の脂肪酸ルーメン酸による抗腫瘍作用」
▽研究報告書の公開
学術研究データベース「健康科学」
§「乳製品特有の脂肪酸ルーメン酸による抗腫瘍作用の作用機序解析」
§「糖尿病環境下での神経グリア細胞の慢性炎症と細胞死を防ぐ牛乳に含まれる脂肪酸の探索」
学術研究データベース「食育」
§「アート思考で導く新しい献立と食育プログラムの開発 −牛乳フードロスを無くすための提言−」
2. Jミルクからのお知らせ
(1)牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.50 日本人の食事摂取習慣と血漿脂質との関係
(2)酪農乳業に関する国内・海外情報
@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽2024年の世界の生乳生産量は1.5%増、乳製品貿易量を微増に修正
FAO「食料アウトルック」2024年11月号より
A国際DairyレポートVol.16 2025 WINTER
(3) 学校給食用牛乳意見交換会の開催について(ご案内)
(4)「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」開催のご案内
3. トピックス
(1)J-MILK年頭のご挨拶
(2)「にほんの酪農・歴史さんぽ」第5弾『横浜編』
第6回 牛乳屋さんの百年 その1
第7回 牛乳屋さんの百年 その2
第8回 シェフのベシャメルソース
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1)会員等の研究活動
研究成果のご紹介
▽最新研究成果の紹介
§平田裕介先生(東北大学大学院 薬学研究科)
「乳製品特有の脂肪酸ルーメン酸による抗腫瘍作用」
2023年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究として実施された「乳製品特有の脂肪酸ルーメン酸による抗腫瘍作用」の研究成果が、Cell Death and Diseaseに原著論文として受理され、公開されましたのでご紹介いたします。
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2024news/detail/1218.html
▽研究報告書の公開
学術研究データベース「健康科学」
§平田祐介先生(東北大学大学院 薬学研究科)
「乳製品特有の脂肪酸ルーメン酸による抗腫瘍作用の作用機序解析」
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/kenkokagaku/kenko_study2023-09.html
§中村彰男先生(実践女子大学 生活科学部)
「糖尿病環境下での神経グリア細胞の慢性炎症と細胞死を防ぐ牛乳に含まれる脂肪酸の探索」
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/kenkokagaku/kenko_study2020-10.html
学術研究データベース「食育」
§北哲朗先生(武蔵野美術大学 造形構想学部)
「アート思考で導く新しい献立と食育プログラムの開発 −牛乳フードロスを無くすための提言−」
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/gyunyushokuiku/shoku_study2023-03.html
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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.50 日本人の食事摂取習慣と血漿脂質との関係
日本人集団を対象に食習慣と血中の様々な脂質との関係を調査した研究結果が、2024年3月のMetabolomics 誌に掲載されました。この研究の中で、乳製品摂取が、近年生活習慣病に対する予防効果が注目されている奇数脂肪酸の血漿脂質中濃度と相関することが、日本人集団で初めて確認されました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202412_vol50.html
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽2024年の世界の生乳生産量は1.5%増、乳製品貿易量を微増に修正
FAO「食料アウトルック」2024年11月号より
11月14日に公表された「食料アウトルック」の最新報告では、2024年の世界の生乳生産量を、前年比1.5%増の約9億8100万トンになると予測しています。
生乳生産量の増加の大部分は、インド、パキスタン、中国を中心とするアジアにおいて、都市部の裕福な消費者の需要増加に応えて乳牛頭数が増加していることによります。
一方、世界の乳製品貿易量は、東南アジア、北アフリカ、近東などの需要回復により微増し、2024年には約8500万トン(生乳換算)になると予測し、6月の報告から下方修正しました。
報告書の中から、乳・乳製品の市場動向とニュースリリースの概要を紹介いたします。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202412_1.html
A国際DairyレポートVol.16 2025 WINTER
▽変化する世界のマーケット
・生産現場で「人手が足りない」労働力確保が主要国共通の課題に
▽持続可能な酪農乳業の新しい試み
・酪農場の持続可能性の指標とは?:EU域内の体系的な文献調査
▽最新 国際組織の活動
・酪農乳業の国際連携に向けて
IFCN:ポーランドに見る持続可能な酪農の取り組み
GDP:乳の価値情報を発信する「GDP見解書」
IDF:乳・乳製品分析法に関する最近のIDFの活動と課題について
▽データに見る世界の酪農乳業
・「牛乳の少ない食事」のリスクとは?
▽COLUMN:南アジアのヨーグルト「ダヒ」
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/jidr2025win.html
(3) 学校給食用牛乳意見交換会の開催について(ご案内)
文部科学省から学校給食をめぐる情勢についてご講演いただくほか、乳の学術連合における学乳の課題解決に関する領域横断的共同研究の成果やJミルクにおける学乳に関する取り組みなどを関係者にお知らせするとともに、関係者の皆様との情報共有の場を設定し、各地域での活動に活用していただける取り組みを推進することを目的に意見交換会を開催いたします。
〇開催概要
日 時:2025年2月14日(金)14時00分〜17時00分
場 所:ワイム御茶ノ水 B会議室
東京都千代田区神田駿河台2-1-20御茶ノ水安田ビル4F及びZoomミーティングによるウェブ会議のハイブリット開催
〇募集人数
現地(ワイム御茶ノ水)参加50名以内(お申込先着順)、ウェブ参加500名以内
〇意見交換会プログラム
・学校給食をめぐる情勢
講師:文部科学省 初等中等教育局 健康教育・食育課課長補佐 関口直樹 様
・領域横断研究研究のご報告
1.学校給食用牛乳供給システムの成立条件と持続可能性向上に向けた課題について
講師:北海道大学大学院 准教授 清水池義治先生
2.高知県における学校給食用牛乳をとりまく課題と展望
講師:高知大学 准教授 柴英里先生
3.児童における学校給食牛乳の栄養的意義と地場産物・国産食材及び輸送距離における検討
講師:常葉大学 教授 野末みほ先生
・Jミルクにおける学乳課題解決に関する取り組み説明
・意見交換(参加者・講演者等との意見交換)
〇参加申し込み方法、申込期限
Googleフォームから2月7日(金)までにご回答をお願いいたします。
┗お申込みはこちら https://forms.gle/o7kEWJyd3DE7VJYr8
※フォームからお申し込みいただけない場合は、ご所属・部署役職・お名前を明記のうえ、メールにて申込担当者(c-ikeda@j-milk.jp)までお送りください。
(4)「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」開催のご案内
酪農生産者、酪農関連組織・企業の酪農担当部門の方々を対象として、日本の酪農生産現場の持続可能性について関係者が共に考える場として「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」を開催いたします。
本研究会では、日本の酪農の持続可能性に関する5名の専門家と2名の酪農家の方に、本年10月にフランス・パリにて開催された国際酪農連盟(IDF)ワールドデーリーサミット(WDS)、及び、6月(帯広[日本])と9月(セロツク[ポーランド])に開催された国際酪農比較ネットワーク(IFCN)カンファレンスにおける酪農の持続可能性に関する情報や事例のご紹介を交えてご講演いただきます。
〇開催概要
日時:2025年2月27日(木)10:30?19:00(受付開始:10:10予定)
【講演会】10:40 ? 14:20(昼食:12:30〜13:20)
【討論会】14:40 ? 16:40、【交流会】17:30 ? 19:00
・Zoomウェビナーによるオンライン参加可能
・後日オンデマンド配信実施
会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
東京都千代田区九段北4-2-25(JR/地下鉄 市ヶ谷駅より徒歩2分)
【講演会・討論会】3階 富士(西)、【交流会 (懇親会)】3階 富士(東)
┗会場はこちら https://www.arcadia-jp.org/access/
〇プログラム
講演会
<第1部>IDFサミットから持続可能な酪農家、及び乳牛を育てる取り組みを探る
講演@「海外における酪農家の後継者・新規就農者(仮)」:近藤 誠司氏(北海道大学 名誉教授)
講演A「日本における酪農家の高齢化と新規就農者の育成」:小林 信一氏(静岡県立農林環境専門職大学 名誉教授)
講演B「持続可能な酪農の実現における酪農教育ファームの価値」:藤本 勇二氏(武庫川女子大学 教授)
講演C「諸外国における乳牛の健康管理と薬剤耐性問題への取り組み(仮)」:菊 佳男氏(酪農学園大学 教授)
<第2部>世界の酪農家及び酪農組織から持続可能な酪農経営を探る
概要説明「IDF酪農家円卓会議(DFRT)」:Jミルク事務局
報告1「DFRT/酪農場訪問」:中村 俊介氏(酪農家・高塚牧場)
報告2「DFRT/酪農家討論」:半田 佑介氏(酪農家・半田ファーム)
講演D「IFCNに見る"Sustainability"と"持続可能性"」:日向 貴久氏(酪農学園大学 教授)
討論会
テーマ:「日本の持続可能な酪農をどう進めるか(仮)」
【モデレーター】生源寺 眞一氏(東京大学・福島大学 名誉教授)
【パネリスト】上記の講演者A〜C、報告者1〜2、清水ほづみ氏(酪農家・清水牧場)6名
・テーマ1 酪農家を育てる観点から、後継者及び新規就農者をどのように持続させるか、そのための酪農教育ファームの役割は?
・テーマ2 乳牛を育てる観点から、持続可能なアニマルウェルフェア及び衛生対策(AMR、乳房炎等)の取り組みを考える
〇申込方法
会場参加、オンライン参加、後日公開のオンデマンド配信のみ視聴の方はGoogleフォームからお申込みください。後日事務局よりご連絡いたします。
┗お申込みはこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScI6RujoYoA_5885f0l3_FTyqURnY18BGcbTbaFlruTMd98kg/viewform
※ 会場の座席数には限りがあるため、申込みが座席数を超えた場合、オンラインでのご参加を案内させていただきます。
※ Googleフォームをご利用できない場合は、参加申込書(word)に必要事項を記載の上、メール添付の上、お申込みをお願いします。(宛先:e-okajima@j-milk.jp )
┗参加申込書(word)はこちら https://www.j-milk.jp/gyokai/seminar/h4ogb4000000hi1l-att/h4ogb4000000hi5k.docx
〇申込期日:2025年2月10日(月)
参加費:無料(会場までの交通費は自己負担)
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3. トピックス
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(1)J-MILK年頭のご挨拶
┗詳細はこちら https://j-milk.jp/news/2025nento.html
(2)連載コラム「にほんの酪農・歴史さんぽ」第5弾『横浜編』
それまで静かな一漁村だった横浜は、1859(安政6)年の開港以来、外国人が身近に生活する国際色豊かな港町として発展しました。欧米人によって持ち込まれた「酪農」という異文化が、他の地域に先んじていちはやく浸透し、日本における近代酪農の先駆けとなっていきます。
「にほんの酪農・歴史さんぽ」INDEX
┗https://www.j-milk.jp/knowledge/column/sampo_index.html
▽第6回 牛乳屋さんの百年 その1
根岸石川牧場は初代・石川要之助が1885(明治18)年に「英国人モールゲン」(ニコラ・モルギン)から米国産の雌牛6頭と雄牛1頭、牛小屋、器具一式を600円で譲り受けて創業して以来4代にわたり、地域で牧場を続けました。
都市における牛乳生産販売の経営を伝える貴重な資料と写真で石川牧場の歩みをたどっていきます。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/yokohama06.html
▽第7回 牛乳屋さんの百年 その2
前回に引き続き、貴重な資料と写真で石川牧場の歩みをたどります。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/yokohama07.html
▽第8回 シェフのベシャメルソース
横浜の街に復興のシンボルとして1927(昭和2)年に開業したホテルニューグランド。そのお目当ては、このホテル発祥と言われるドリアです。
彗星のごとくやって来たシェフのサリー・ワイルは、バターとベシャメルソースをたっぷり使ったドリアをはじめ、洋食のおいしさを、その腕で日本に伝えた人でした。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/yokohama08.html
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メールマガジンの記事内容へのお問い合わせ、ご質問、ご意見、配信の変更・停止は
┗m-alliance@j-milk.jp
┗件名に【問い合わせ】【質問】【配信停止】などの記載をお願いします。
【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp/index.html
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JミルクURL https://www.j-milk.jp/index.html
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