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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.35
2023年12月1日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.35を乳の学術連合事務
局からお届けいたします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) ジャパンミルクコングレス2023の開催
(2) 会員の研究活動
@研究成果のご紹介
「牛乳は糞便菌叢中のAkkermansia属を増やすことによって
糖尿病モデルマウスのサルコペニア肥満を予防する」
(岡村拓郎先生)
A研究報告書のご紹介
▼「心のしなやかさを育む牛乳乳製品の摂取」(加藤佳子先生)
▼「乳糖不耐症患者の牛乳漸増負荷による腹部症状軽減に関す
る検討」(長谷川茉莉先生)
▼「牛乳・乳製品の摂取に関連したサルコペニア予防作用を有
するメタボライトの特定」(岡村拓郎先生)
▼「サルコペニア予防を目的とした牛乳とシンバイオティクス
の創出」(岡村拓郎先生)
▼教科並びに給食指導を通した食育のコンテンツ開発の研究
−食材を通して 特に乳を中心について−(石井雅幸先生ほか)
(3) 2024年度研究公募(再掲)
2. Jミルクからのお知らせ
(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date Vol.39 2023.11
牛乳・乳製品の摂取量が青少年の身長に影響
A 第55回メディアミルクセミナーの開催
現代日本人が抱える低栄養問題 『若い女性のやせ』『小中学生
の栄養不足』
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽生産コスト高が生産量の増加を抑制する可能性
3. トピックス
@ 「にほんの酪農・歴史さんぽ」北海道 函館・道南編
▼第3回 農場の痕跡を探す 〜函館・北斗〜
▼第4回 乳牛のいた修道院 〜北斗〜
A Jミルク×うんこドリル「カラダと牛乳」アプリの公開
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) ジャパンミルクコングレス2023の開催
ジャパンミルクコングレスは、「乳」を多様な視点で学際的に研
究する「乳の学術連合」の活動を通して得られた最新の知見や
研究成果を年1回集約的に発表し、研究者間や関係者との学術
交流を通して、今後の乳に係る研究を発展させるため、開催し
ました。今年は健康科学・乳の社会文化・食と教育の各研究分野、
また乳の学術連合が進める学会との連携の一つとして、日本酪
農科学会の分野より、それぞれ1題の口頭発表のほか、各分野
から合計22題のポスター発表をいただきました。
当日は研究者、酪農乳業関係者、メディアなど約120名の参加
があり、口頭発表、ポスター発表とも乳に関する多数の領域に
関する研究成果が得られたこと、研究者と酪農乳業関係者が研
究交流できたことなどが新鮮でよかったという感想を多数いた
だきました。
コングレスの模様は後日オンデマンド配信いたします。改めて
ご案内いたします。
(2) 会員の研究活動
@研究成果のご紹介
「牛乳は糞便菌叢中のAkkermansia属を増やすことによって糖
尿病モデルマウスのサルコペニア肥満を予防する」
2022年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究に採択された京都
府立科大学大学院 医学研究科 内分泌代謝内科学 岡村拓郎先生
の研究成果が、Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle
に原著論文として受理され、公開されましたのでご紹介いたし
ます。
A研究報告書のご紹介
研究報告書を公開いたしましたので、ご紹介いたします。
▼「心のしなやかさを育む牛乳乳製品の摂取」
(加藤佳子先生)※2018年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究
▼「乳糖不耐症患者の牛乳漸増負荷による腹部症状軽減に関す
る検討」
(長谷川茉莉先生)※2018年度「牛乳乳製品健康科学」指定研究
▼「牛乳・乳製品の摂取に関連したサルコペニア予防作用を有
するメタボライトの特定」
(岡村拓郎先生)※2021年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究
▼「サルコペニア予防を目的とした牛乳とシンバイオティクス
の創出」
(岡村拓郎先生)※2022年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究
▼教科並びに給食指導を通した食育のコンテンツ開発の研究
−食材を通して 特に乳を中心について−
(石井雅幸先生ほか)※2022年度「食と教育」指定研究
(3) 2024年度研究公募(再掲)
乳の学術連合が実施する、来年度の研究公募を開始しました。
ご自身の公募をご検討いただく他、ぜひ周りのご研究者にお知
らせください。
▽応募期間 2023年10月1日(日)〜2023年12月31日(日)
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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date Vol.39 2023.11
牛乳・乳製品の摂取量が青少年の身長に影響
牛乳の摂取量と身長の伸びは、主に幼児期において関連してい
ることが明らかになっていました。しかし、青年期については
データが乏しく、これまで一貫した結果も得られていませんで
した。こうした中、イスラエルの青少年を対象とした「青少年
の牛乳・乳製品摂取は身長と正の相関がある」とする研究で、
糖類無添加の乳製品の摂取量は身長の伸びと関連していること
が明らかになりました。
A 第55回メディアミルクセミナーの開催のご案内
Jミルクは第55回メディアミルクセミナーを「現代日本人が
抱える低栄養問題 『若い女性のやせ』『小中学生の栄養不足』」
をテーマに開催します。メディアやジャーナリストを対象とし
たセミナーではありますが、学術連合関係の皆さまもご参加い
ただけます。
▼講師:上西一弘先生(女子栄養大学栄養学部教授/牛乳乳製品
健康科学会議幹事)
▼日時:2023年12月5日(火) 15:00〜16:30(予定)
▼会場:ステーションコンファレンス東京
東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー6階602B・C・D
※オンライン配信も行います。オンライン配信の申し込みの方
には、事前に当日の配信URLをメールにてお送りいたします。
▼申し込み方法
@ご所属・部署名Aご芳名B電話番号CメールアドレスD参加
方法(会場参加かオンライン参加の別)を記載の上、
h-terada★j-milk.jp(注★を@に修正ください)まで。
※締切:12月1日(金)
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽生産コスト高が生産量の増加を抑制する可能性
欧州委員会が開設している「牛乳乳製品市場観測サイト」の経
済委員会9月会合の報告書では、EUの1〜7月の近況を、@生
乳生産量は前年比0.8%増、A庭先(牧場出荷)乳価の下落は
鈍化、B乳製品価格はわずかに下落し、在庫水準は安定、C消
費者の節約志向の高まり、を報告しています。また世界の近況
を生乳生産量の0.2%増と報告していますが、生産コストが依
然として高く、下半期の生産量の伸びを抑制する可能性を指摘
しています。
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3. トピックス
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@ 「にほんの酪農・歴史さんぽ」北海道 函館・道南編
▼第3回 農場の痕跡を探す 〜函館・北斗〜
▼第4回 乳牛のいた修道院 〜北斗〜
A Jミルク×うんこドリル「カラダと牛乳」アプリの公開
農林水産省の監修のもと、子どもたちに大人気のうんこドリル
と牛乳がコラボ。アプリを公開しました。
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配信の変更・停止は
┗m-alliance@j-milk.jp
┗件名に【問い合わせ】【質問】【配信停止】などの記載をお願
いします。
【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
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