2011年
著者:Rafferty, Karen; Watson, Patrice; Lappe, Joan M.
所属:Osteoporosis Research Center, Creighton University, Omaha, NE
雑誌名・年・巻号頁:Journal of Nutrition Education and Behavior 2011 v43 n2 p96-102

  • 食育・教育
  • 中学・高校生

要約

目的:10代の少女たちの食事の中で,カルシウム強化食品の影響や,日常食品における栄養摂取量の選択について評価すること。計画:無作為に抽出された被験者に制御試験を行い,第二に分析を行った。調査環境と参加者:1997~2008年にかけて,中西部大都市地域出身の10代の少女を無作為に抽出し(n=149),骨格生理学の制御試験に参加してもらった。介入:被験者は,一日当たり1500㎎の高カルシウムの食事供給(HC)か,彼女らの普段の食事(UC)のどちらかを無作為に指定された。主な結果測定:食事摂取量は3日間の食事記録から算定され,カルシウム摂取量は食品の栄養源によって分類された。(カルシウム強化や日常食の分類を表す)食品群の栄養源は,それらに関連した栄養素のはたらきを求めて調査された。被験者のt検定では,二つのグループの
間に栄養摂取量の選択において違いがあることが数値で示された。結果:乳製品は,HCグループにおいて,一日に1494㎎という総期待値の68%を寄与し,カルシウム強化食品は304㎎のカルシウムを与えた。UCグループにおいては,乳製品は一日に765㎎という総期待値の69%を与え,カルシウム強化食品は50㎎のカルシウムを与えた。合成乳製品の栄養素のグラフは,カルシウム強化食品と有意に差があった(p0.05)。結論と考察:乳製品は10代の少女たちによって選択される主要なカルシウムの供給源である。カルシウム強化食品はカルシウム供給量を増大させる。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/alliance/berohe000000nv5b.html
キーワード:
education + dairy

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2015年9月21日