2010年
著者:Freedman, Marjorie R.; Nickell, Audrey
所属:Nutrition, Food Science and Packaging Department, San Jose´ State University(第1著者所属)
雑誌名・年・巻号頁:Journal of Nutrition Education and Behavior v42 n3 p192-196 2010

  • 食育・教育
  • 学童

要旨

目的:公立図書館にて行われた放課後栄養ワークショップが食品選択における持続的な変容と結びついているかどうかについて明らかにすること。
方法:”Snack Smart (かしこい間食)”ワークショップは、社会的認知理論に根ざしたものであり、8つの図書館分館にて実施された。また、事前・事後テスト及び追跡調査として食物摂取頻度調査を行い、対象とした食品の摂取について評価した(対象者は、49人の民族的に多様な児童・生徒、9~14歳)。
結果:牛乳、野菜、水の摂取量は、3週目の事後テストにおいて有意に増加していた(P.05)が、3か月後の追跡調査において有意な変容を示したのは、水の摂取量のみであった。
結論と示唆:介入から3か月後の食物摂取頻度における変容からわかるように、本プログラムは持続可能な行動変容を引き起こすには至らなかった。本研究より、持続可能な効果のために、学校外栄養プログラムを批判的に評価することの必要性が裏付けられた。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/alliance/berohe000000nv9r.html

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2015年9月21日