2012年
著者:Brown, Jennifer S.; Bednar, Carolyn; DiMarco, Nancy M.; Connors, Priscilla L.
所属:Department of Pediatrics, USDA/ARS Children's Nutrition Research Center, Baylor Department of Veterinary Pathobiology, College of Veterinary Medicine and Biomedical Sciences, Texas A&M University, College Station(第1著者所属)
雑誌名・年・巻号頁:Journal of Child Nutrition & Management v36 n1 Spr 2012

  • 食育・教育
  • 学童

要旨

目的/目標:この調査はアメリカ農業省の「より健康な学校への変化(HUSSC)プログラム」を実践する学校の、栄養管理者の学校栄養プログラムと環境の変化を判断しようとするものである。その目的は、平均給食参加率、食物コスト、労働コスト、栄養教育(分/週)、体育(分/週)、食物/飲み物の売り上げが、HUSSCから賞を受けた前後と受けた賞のレベル、栄養管理者の教育レベル及び資格、管理のタイプ、学校のメニュー計画でどう変わったかを判断することである。
方法:調査は研究者が展開、確認した後オンライン用に変換し、予備テストが行われた。HUSSCの賞を受けた149校すべての学校栄養管理者にオンライン調査への参加を呼びかけた。オンラインで返答のなかった者には郵便で調査書類を送った。調査データは分散分析と多変量分散分析を使って、要約及び数値的分析が行われた。
結果:76の調査が29の州から回収された(51%の回答率)。報告された中で3つの最もよく見受けられた変化は、全粒粉商品が行き渡っていること、食物コストの増加、生徒の支持であった。賞を受ける前と比べて、平均の給食参加率はわずかな増加であったが、栄養教育の週単位の時間(分)、食物コスト、労働コストの増加は顕著であった。(p値はそれぞれ0.011,0.002,0.043)
子供の栄養専門家への適用:結果は、栄養管理者はHUSSCプログラムに参加することで、給食の参加率を維持または増加させつつ学校給食の栄養の質を上げることが出来るという事、さらに学校職員と管理者からの積極的な支援がHUSSCの基準を達成するのに不可欠であることを示している。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/alliance/berohe000000nv9r.html

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2015年9月21日