小児期における牛乳乳製品摂取の体組成および生活習慣病発症因子との関連
2002年
著者:大関武彦
所属:浜松医科大学小児科
緒言
本研究の目的は牛乳乳製品摂取が子供の成長にどのような重要な役割を有しているかを,体組成やそれに関与する液性因子を測定することにより,より明確に確認しようとするものである。発育の活発な年齢では,カルシウムや蛋白質などの重要な栄養素が,摂取しやすく消化吸収も良好な形で含まれていることが望ましい。牛乳乳製品はこの面から重要かつ有効な食品と考えられる。
それと同時に近年の健康上の最も大きなテーマの一つは生活習慣病への対応・予防であり,各種の栄養素,食品の意義や重要性が論じられている。しかしながら必ずしもエビデンスに基づいた議論のなされていない場合も見受けられる。生活習慣病の危険因子を検討することにより,牛乳乳製品がそれとどのように関連しているのかを明らかにすることも必要であろう。
この検討により牛乳乳製品の小児期・思春期における重要な意義を確認し,不適切な危慎を払拭することが出来ると期待される。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021dl2.html
それと同時に近年の健康上の最も大きなテーマの一つは生活習慣病への対応・予防であり,各種の栄養素,食品の意義や重要性が論じられている。しかしながら必ずしもエビデンスに基づいた議論のなされていない場合も見受けられる。生活習慣病の危険因子を検討することにより,牛乳乳製品がそれとどのように関連しているのかを明らかにすることも必要であろう。
この検討により牛乳乳製品の小児期・思春期における重要な意義を確認し,不適切な危慎を払拭することが出来ると期待される。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021dl2.html