全国データによる各骨部位の骨量と牛乳・乳製品摂取、運動実施の関係
2001年
著者:高田和子
所属:独立行政法人国立健康・栄養研究所健康増進研究部
背景
骨量は加齢のみならず、妊娠、授乳、閉経などのホルモンの変化により大きく影響を受ける。一方で、カルシウム摂取量や運動などのライフスタイルからも影響を受けることが知られている。ライフスタイルと骨量の関係に関する研究は腰椎や大腿骨を対象に数多くなされているが、結果が一致しないものもある。その原因として年代が異なる対象や生理の状態の異なる対象が混在していること、評価対象とする骨部位の違いなどが考えられる。我々は、昨年度の研究においてライフスタイルの影響が生理の状態によって左右される可能性があることを示唆した。本年度は、多数のデータを用いて、年代、生理の状態や骨の部位により牛乳・乳製品の摂取や運動の影響がどのように異なるかを検討した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021dt1.html
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