小児における牛乳と成人病危険因子との関係について -小児肥満における動脈硬化の促進性と牛乳など食事内容の関連についての研究
1995年
著者:大国真彦
所属:日本大学
はじめに
われわれは今まで牛乳が健常児童の血清脂質および体格に与える影響について検討してきた。平成6年度に小学4年生を対象に行った調査では、牛乳摂取量が多いほど総コレステロール値が高値を示したが、HDLコレステロールも高く、動脈硬化指数、LDLコレステロールには差が認められず、必ずしも動脈硬化性を高めているとはいえなかった。今回は、平成6年度(小学4年生時)に本研究に参加した児童のうち、3年後の平成9年度(中学1年生時)にも同様の調査に参加できた同一対象の経年変化について検討した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000022lsv.html
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