1994年
著者:鈴木久乃
所属:女子栄養大学

  • 健康科学
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はじめに

 スポーツ選手の栄養状態を良好に保持することは、卜レ一二ング効果をあげる必要条件である。しかし、スポーツ選手の食事は、栄養計画に基づいてなされていることは少ない。その理由は、彼らの食事をとる環境は栄養的な食物を選択することが難しい上に若年者の食噌好や食行動は結果的に栄養素のバランスが取りにくい食事になること、また競技種目やトレーニング量に対応した適正な栄養補給の方法を食事の中に具体化するには検討すべき課題が残されていることが考えられる。
本研究は、年間を通じてトレーニングを行っている大学女子水泳部員を対象に栄養状態の調査を行い、トレーニングの量と栄養状態との関連を解析して、栄養状態を良好に保つための栄養計画、食事計画の問題について検討することを試みた。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021rh3.html

2015年9月18日