1994年
著者:松崎俊久
所属:琉球大学医学部保健管理学教室

  • 健康科学
  • 骨・筋肉・体脂肪量調節・運動機能・スポーツ

緒言

我々は、前回の報告により「牛乳の高摂取群は多品目の食品を摂取しており、バランスの良い食生活を保持している」ことを示した。これは、戦後の学校給食の導入によって食生活が改善され、欧米化してきたことの現われとも考える。ところが、現在の日本では食事が豊かになったにも拘らず、カルシウム不足が問題となっている。
この問題について前回は、都市地区の児童・生徒を対象にして、重要なカルシウム供給源である牛乳を中心に食品摂取と身体発育に関する検討を行った。今回は、県内の離島地区を対象に加え、都市地区との比較倹討を行った。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021rh3.html

2015年9月18日