1993年
著者:辻悦子
所属:川崎医療福祉大学健康体育学科

  • 健康科学
  • 各ライフステージ

目的

カルシウムの供給源としては、乳・乳製品、魚介類、豆類が約55%を占め、特に乳・乳製品の摂取の伸びが著しい。しかし、平成4年度に食糧需給表での飲用向け消費は111.3g、国民栄養調査での牛乳摂取は118.1gと少ない。しかも3日間の食物摂取状況調査の中で乳・乳製品の摂取頻度は、3日間摂取の約45%に対し、1日も摂らない者が約21%もあり(平成3年国民栄養調査)、牛乳の積極的摂取の習慣性が少ないことが示されている。
本年度は健康教育の中で食生活の重要性やカルシウムについて指導をすすめながら、高校生の血中脂質の経過を観察した。また、中年期以降の女性に骨粗鬆症に対する知識と牛乳飲用の指導を行った。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021tvd.html

2015年9月18日