高齢者における牛乳摂取の血清リポ蛋白へ及ぼす影響(2)
1993年
著者:中村治男
所属:防衛医科大学第一内科
はじめに
昨年までに、高齢者を中心に、牛乳摂取1日400mlを開始し、約3年間の経過を、動脈硬化の危険因子への変動を含めて、血清脂質面への影響を検討してきた。
その際、すでに高コレステロール血症を示す例も、正常濃度を示す例も、牛乳摂取による影響が、有意でないことを認めると共に、総コレステロール値が150mg/dl未満の例において、僅かながらの正常範囲内での上昇を認めてきた。
今回、更に観察期間を延長し、45ヶ月での成績をまとめたい。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021tvd.html
その際、すでに高コレステロール血症を示す例も、正常濃度を示す例も、牛乳摂取による影響が、有意でないことを認めると共に、総コレステロール値が150mg/dl未満の例において、僅かながらの正常範囲内での上昇を認めてきた。
今回、更に観察期間を延長し、45ヶ月での成績をまとめたい。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021tvd.html