1992年
著者:細谷憲政
所属:茨城県健康科学センター

  • 健康科学
  • 各ライフステージ
細谷は、平成4年度から長期的なテーマとして上記に関する疫学的調査研究を開始した。本年度は、以下のとおり実施したので報告する。
平成4年度実施内容
1.調査研究フィールドの設定
地域特性、圏域を考慮して、茨城県下の6つの調査対象地区を設定した。調査対象地区の人口規模は、抽出率を考慮し、5000ないし15000人となるよう設定した。
県北(山問地域) 里美村
県央(都市部) 水戸市(笠原、千波学区)
鹿行(農村地域) 玉造町
鹿行(工業地域) 神栖町
県南(人口急増地域) 竜ヶ崎市(旧竜ヶ崎市)
県西(人口急増地域) 三和町(名崎地区)
2.調査研究システムの確立
1)サーベイランスフィールド連絡協議会の設置
2)調査方法の検討
3)調査の内容
アンケートにおいて、牛乳・乳製品の摂取頻度を含む食習慣、その他の生活習慣、運動、休養、などに関する質問(計25項目)を行い、その集計解析を行う。
以上のように調査方法を決定した。
3.調査の実施
上記の調査研究システムにより、平成4年7月より平成5年2月までの8カ月問、対象地区へのアンケートの配布、回収、及び電話による回答の督促を行った。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021uzy.html

2015年9月18日