1991年
著者:香川芳子
所属:女子栄養大学

  • 健康科学
  • その他
 1987年度(第1報)では、沖縄県の食生活と牛乳摂取について、1986年に行なった沖縄本島南部二地区調査と、1987年に行なった県北部離島の伊是名島についての、調査報告及び、県全体として学童の体位と牛乳摂取(給食)について報告した。1988年度は、沖縄県平安座島における食生活調査(訪問聞き取り調査)について、さらに平安座島及び国頭郡大宜味村において行なった牛乳に関するアンケートの結果を報告した。1989年度は沖縄県糸満市における調査報告を、1990年度は石垣市新栄町住民と台湾華僑一世の食事調査及び健康調査の結果、飲料水及び食品中のカルシウム含量の測定結果を報告した。
本年度は
Ⅰ.1991年5月、沖縄県石垣市在住の台湾華僑二世(23世帯、20-50歳代、昨年度調査した華僑一世の子どもを含む)を対象とし、男性対象者については、実測値を、女性対象者については計算値を用い、食事調査についての検討を特にカルシウム摂取の面から行なった。
Ⅱ.同じ調査時に行なった牛乳・乳製品のアンケート調査について検討した。
以上の結果を、夫が華僑である(Aグループ)、妻が華僑である(Bグルプ)、夫婦共に華僑である(Cグループ)の3グループに分け、報告する。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021ull.html

2015年9月18日