糖尿病患者の血糖コントロール、血清脂質、腸管通過時間と牛乳摂取
1991年
著者:後藤由夫
所属:東北厚生年金病
目的
糖尿病の治療の根幹をなすものは食事療法であり、食事療法では牛乳を飲用することを指導しているが、牛乳の飲用による血糖日内変動、消化管運動についての系統的研究は行われていなかった。われわれは食事療法における牛乳による病態の変化を明らかにする目的に牛乳飲用時の血糖、血中ケトン体などの変化などを研究したが、今年度は胃排出能、血中インスリンの変化などを研究した。
また、平成2年度の研究において糖尿病患者で牛乳を常飲しているものと飲まないものとで血清コレステロール、血清トリグリセリッドが有意差はないものの前者で低値傾向があったので、今回健常者についてこれを検討した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021ull.html
また、平成2年度の研究において糖尿病患者で牛乳を常飲しているものと飲まないものとで血清コレステロール、血清トリグリセリッドが有意差はないものの前者で低値傾向があったので、今回健常者についてこれを検討した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021ull.html