牛乳の血圧調節への影響 -カルシウム負荷による降圧効果の検討-
1991年
著者:猿田享男
所属:慶應義塾大学医学部内科
目的
牛乳の摂取により血圧が低下することが報告され、この降圧効果はカルシウム(Ca)摂取と関連することが示唆されている。また、Ca摂取による降圧効果は特に食塩摂取下で増強することが報告されている。昨年我々は、低Ca状態においた高血圧自然発症ラット(SHR)に牛乳および調製した対照飲料を投与し、牛乳摂取が血圧上昇を抑制する効果があることを確認した。本年度は、この効果が牛乳中のCaによるものであることを確認するために食事中のCa含量のみを変えて同様の検討を行うとともに、血管反応性への影響も検討した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021ull.html
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https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021ull.html