1990年
著者:猿田享男
所属:慶應義塾大学医学部内科

  • 健康科学
  • 各ライフステージ

目的

牛乳の摂取により血圧が低下することが報告され、この降圧効果はカルシウム摂取と関連することが示唆されている。また、カルシウム摂取による降圧効果は特に食塩摂取下で増強することが報告されている。我々は、すでに高血圧モデルラットにおいて、経口カルシウム負荷が降圧効果を示すことを報告し、一方食塩負荷時にカルシウム制限を行うと血圧はさらに上昇することを認めている。そこで、低カルシウム状態においた高血圧自然発症ラソト(SHR)に牛乳および調製した対象飲料を投与し、牛乳の降圧効果を検討した。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021u7u.html

2015年9月18日