高脂血症患者における牛乳摂取の血清脂質に与える影響 -1年間の持続摂取-
1990年
著者:中村治雄
所属:防衛医科大学校第一内科
はじめに
一部で牛乳摂取により血清コレステロールなどの血清脂質が増加するという懸念をもたれており、その点で高脂血症患者にはlow fat milkなどがすすめられたりしている。
すでに私達は1日400mlの牛乳摂取により、若年健常者では血清脂質の増加は認められないこと、また高脂血症例においても特に著しい血清脂質の増加はみられないことを報告してきた。しかしこれらは比較的短期間の成績であり、長期にわたって観察したものではない。
そこで今回、すでに牛乳摂取1日400mlを習慣づけられた高脂血症を含む症例に1年以上続けさせ、血清脂質の変化を追究した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021u7u.html
すでに私達は1日400mlの牛乳摂取により、若年健常者では血清脂質の増加は認められないこと、また高脂血症例においても特に著しい血清脂質の増加はみられないことを報告してきた。しかしこれらは比較的短期間の成績であり、長期にわたって観察したものではない。
そこで今回、すでに牛乳摂取1日400mlを習慣づけられた高脂血症を含む症例に1年以上続けさせ、血清脂質の変化を追究した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021u7u.html