1989年
著者:鈴木久乃
所属:女子栄養大学

  • 健康科学
  • 骨・筋肉・体脂肪量調節・運動機能・スポーツ
スポーツ選手の食生活の現状は、トレーニング効果をあげるうえで良好であるとはいえない。それどころか健康を保持するうえでも栄養上の問題をもつ者が少なくない。その原因として、種々の要因が考えられる。
選手個々人ばかりでなく、スポーツ関係者をふくめて健康・栄養・食生活についての意識と正しい知識の不足している者が多い。日常の食生活の中での食についての態度に問題があったり、他方では栄養上、食を構成するための技能をもたないといった問題があったりする。彼らをとりまく食生活環境、すなわち食事をする場所、食事をつくる人、費用などは適切な栄養がとれる状況にないことも指摘されている。今回、スポーツ選手の食生活改善のための問題を検討するために体育を専攻している大学生と大学の運動部に所属する学生および一般学生を対象として食生活と健康についての調査を実施した。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021tkn.html

2015年9月18日