1989年
著者:菅野道廣
所属:九州大学農学部

  • 健康科学
  • 生活習慣病予防

はじめに

カゼインは植物性たん白質に比べリノール酸のアラキドン酸への変換を促進し、さらにはエイコサノイドの産生をも刺激する。このカゼインの効果はアルコールによるリノール酸代謝機能抑制時においても発現することが前回までの研究で明かとなった。本研究では、このカゼインの機能特性発現のメカニズムを解明するために、たん白質のアミノ酸組成の影響をラットを用いて検討した。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021tkn.html

2015年9月18日