牛乳乳成分の代謝効果と個体差
1989年
著者:板倉弘重
所属:国立健康・栄養研究所
牛乳・乳製品は、日本におけるカルシウムの給源の約25%を占めている。最近では乳類摂取が増加してきたものの、昭和63年国民栄養調査結果が示すように1人1日当たりの摂取量は122.2gであり、カルシウムの摂取量としては所要量を大きく下回っている。また、年令別、市・町村別、世帯業態別に摂取量を比べると、格差の大きな食品である。近年における骨粗鬆症の増加等とあわせ考えると、十分な注意を払う必要がある。
これまで多くの脂肪負荷試験の結果から、血中脂質の応答には個人差が大きいこと、負荷前 pre β-リポ蛋白やトリグリセライド(TG)高値、負荷直後のTG増加量などが関連することなどを報告してきた。
今年度は、同一被験者に各種の脂肪を負荷して血中脂質の経時変化を比較検討した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021tkn.html
これまで多くの脂肪負荷試験の結果から、血中脂質の応答には個人差が大きいこと、負荷前 pre β-リポ蛋白やトリグリセライド(TG)高値、負荷直後のTG増加量などが関連することなどを報告してきた。
今年度は、同一被験者に各種の脂肪を負荷して血中脂質の経時変化を比較検討した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021tkn.html