牛乳および乳製品摂取量と循環器疾患発生に関する疫学的研究(第2報)
1987年
著者:田中平三
所属:東京医科歯科大学難治疾患研究所社会医学研究部門
緒言
新潟県新発田市A-I地区の40歳以上の全住民を対象にして、1977年7月に食事調査を実施し、栄養素、食品群別摂取量を測定した。初回集団検診時に脳卒中の既住のない者を第1コホート、心筋梗塞または労作性狭心症の既往のない者を第2コホートとして、脳卒中と虚血性心疾患に関する追跡調査を継続的に実施している。前回は、1977年における牛乳および乳製品摂取量とその後6.5年間における脳梗塞発生率との関係について報告したが、今回は、1977年における牛乳および乳製品摂取量とその後10年間における脳出血、脳梗塞、虚血性心疾患(心筋梗塞+突然死)の各発生率との関係を分折した。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021qu5.html
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