小児期からの成人病予防
1987年
著者:村田光範
所属:東京女子医科大学付属第二病院小児科
はじめに
日本人の生活様式や食生活の欧米化にともない、血清総コレステロール値が上昇してきており、動脈硬化症に起因する虚血性心疾患者が増加している。すでに小児期から動脈硬化性病変が始まっていることが、最近の研究で明らかになった。それゆえ、動脈硬化症の予防は、小児期から開始することが重要である。動脈硬化症の一次予防の研究として、高血圧多発地区として知られている秋田県県北地区の中学生を対象に、成人病危険因子のスクリーニングを実施しているが、昭和62年度の成績について報告する。
書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021qu5.html
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