1987年
著者:大国真彦
所属:日本大学医学部小児科

  • 健康科学
  • 生活習慣病予防
1.小児血清脂質の経年的変化に関する研究
(まとめ)
静岡県東部函南地区の学童898名を対象に昭和55年に第1回の血清脂質検査を行った。このうち追跡可能であった327名について、6年後の血清脂質検査を行い、6年前との比較を行ったところ、血清総コレステロールの高い者は、6年後も高いという、いわゆる“tracking"現象を証明することができた。
2.携帯型間接自動血圧記録計による小児の血圧の日内変動について
(まとめ)
小児期における血圧変動とその関連要因を検討するため、最近臨床上実用段階に入った携帯型間接自動血圧記録計を用い、小児を対象に血圧の日内変動と関連する要因について検討した。この結果、小児においても血圧日内変動は、明確に存在し、これは安静、睡眠、労作によって主に規定されていると考えられた。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021qu5.html

2015年9月18日