1986年
著者:南部征喜
所属:国立循環器病センター臨床栄養部

  • 健康科学
  • 生活習慣病予防

目的

近年、日本人の血清コレステロール値が上昇し、その要因として動物性食品の需要が高まったことが問題となっている。確かに、飽和脂肪酸の過剰摂取は、高コレステロール血症の発症に極めて重要な役割を果たす。私共は、飽和脂肪酸のコレステロール上昇作用は、体脂肪の蓄積に伴う血漿リポ蛋白代謝の異常を背景に出現することを強調して来た。
本研究は、飽和脂肪酸含量の多い食品による高コレステロール血症背景を明らかにし、高コレステロール血症の予防法を確立することを目的とする。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021qen.html

2015年9月18日