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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.69
2026年10月1日
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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.69を乳の学術連合事務局からお届けします。
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┗https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2026news/detail/magazine.html
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 2027年度学術研究の公募について(10月1日〜12月31日)
(2) ジャパンミルクコングレス2026のご案内(12月12日)
(3) 2025年度 研究の表彰
2. Jミルクからのお知らせ
(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Update
▽Vol.65 日本人における牛乳・乳製品の摂取は死亡リスクの低下と関連する
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
�@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽現実的対応が進むニュージーランドの気候変動対策(酪農乳業関連)
�AGDP報告書「業績報告書2025」(仮訳)
3. トピックス
(1) 牛乳でスマイルプロジェクト「ミルクフェス in 豊洲 2026」を開催(10月17日)
(2) 連載コラム「にほんの酪農・歴史さんぽ」【第8弾 神奈川編】
▽第7回 鉄道牛乳と大地震と 〜国府津・平塚・横須賀
▽第8回 酪農村のことはじめ 〜伊勢原市高部屋
▽第9回 わがまちの牛乳を 〜伊勢原・茅ケ崎
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 2027年度学術研究の公募について
乳の学術連合が実施する来年度の研究公募を開始しました。
ご自身の公募をご検討いただく他、ぜひ周りのご研究者にお知らせください。
▽応募期間 2026年10月1日(木)〜12月31日(木)
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2027/index.html
(2) ジャパンミルクコングレス2026のご案内
2026年12月12日(土)にTKPガーデンシティPREMIUM神保町において、乳の学術連合における最新知見や研究成果を発表する学術研究集会「ジャパンミルクコングレス2026」を開催します。
日本酪農科学会との連携による食品科学分野の研究成果も含めた発表や、外部講師を招いた特別講演等も予定しています。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。(参加申込は10月開始予定)
▽日時:2026年12月12日(土)
学術研究集会 10時30分〜16時30分、情報交換会 16時30分〜18時00分
▽参加費:無料(情報交換会も無料)
▽場所:TKPガーデンシティPREMIUM神保町
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3丁目22 テラススクエア3階
┗詳細はこちら
乳の学術連合ウェブサイト: https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2026news/detail/0730.html
Jミルクウェブサイト: https://www.j-milk.jp/news/2026congress.html
(3) 2025年度 研究の表彰
各研究会では、2025年度に終了した研究について、上位賞を決定しました。
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2026news/detail/0917.html
▽牛乳乳製品健康科学会議
研究報告会、研究評価委員会、幹事会の審議を経て、以下を上位賞として決定しました。
(最優秀賞)
「青年期および生涯にわたる牛乳・乳製品摂取と骨強度との関連の検討」
順天堂大学 健康総合科学先端研究機構 田端 宏樹 先生
(優秀賞)
「高強度な運動における免疫機能低下の牛乳による予防効果の検証」
中部大学 生命健康科学研究科/生命健康科学部 伊藤 守弘 先生
▽乳の社会文化ネットワーク
審査会にて、以下を上位賞として選出しました。
(最優秀賞)
「明治後期から大正期の東京における三保半島出身者の酪農への参入」
静岡県立大学 国際関係学部 高畑 幸 先生
(優秀賞)
「キルギスにおける伝統的牧畜と近代酪農の乳生産・加工利用の特徴」
北海道大学 大学院農学研究院 星野 愛花里 先生
▽牛乳食育研究会
評価委員会での審議の結果、上位賞の該当者はありませんでした。
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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Update
▽Vol.65 日本人における牛乳・乳製品の摂取は死亡リスクの低下と関連する
乳製品と死亡リスクの関連を調査した研究は多数ありますが、一貫した結果は得られていません。
その理由のひとつに、調査した国や地域で乳製品摂取量に大きな違いがあることが指摘されています。
こうした中、欧米に比べて乳製品の摂取量が少ない日本の地域住民を対象に、乳製品と死亡リスクの関連を調査した前向きコホート研究(10研究、延べ約40万名)の統合解析がおこなわれ、その結果がInternational journal of epidemiology誌に掲載されました。この研究では、「日本人の男女とも乳製品の摂取は死亡リスクの低下と関連し、特に牛乳の摂取は脳血管疾患による死亡リスクの低下と関連することが示されたとしています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202609_vol65.html
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
�@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽現実的対応が進むニュージーランドの気候変動対策(酪農乳業関連)
ニュージーランド(NZ)において、農林水産物・食料品セクターは、輸出全体の約7割を占める最大の基幹産業です。2025/26年度の農産物輸出額は過去最高の約643億NZドルを見込んでおり、政府は2034年までに輸出額を倍増させる目標を掲げています。その中核を担うのが酪農乳業であり、NZは世界有数の乳製品輸出国となっています。
しかしその一方で、NZは「温室効果ガス(GHG)総排出量の半分程度を農業分野が占める」という、先進国の中でも極めて特異な排出構造を有しています。特に、反芻家畜の消化管由来の生物由来メタン排出(総排出量の約91%)および家畜の排泄物や窒素肥料由来の亜酸化窒素排出(総排出量の約93%)が国全体のGHG総排出量の半分を占めており、酪農政策は気候変動対策の「本丸」となっています。こうした中、現在NZでは、「分割ガス(Split Gas)アプローチ」の採用、農業排出の価格付け(課金)を見送る政策転換、さらには技術主導による排出削減モデルを中心に、酪農現場に即した現実的な対応が進んでいます。
今回は、2026年11月にオークランドで開催される「IDF World Dairy Summit 2026」を見据え、NZのGHG排出削減モデルの現状と世界の酪農乳業界に与える影響を考察しています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202609_1.html
�AGDP報告書「業績報告書2025」(仮訳)
グローバル・デーリー・プラットフォーム(GDP)が作成した2025年の年次業績報告書の翻訳(仮訳)です。
この報告書では、2025年のGDP活動計画に沿って実施された活動の成果について説明されています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/202609report.html
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3. トピックス
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(1) 牛乳でスマイルプロジェクト「ミルクフェス in 豊洲 2026」を開催
牛さんに会える!全国牛乳飲み比べ、ヨーグルトの魅力再発見。
国産牛乳乳製品の価値や魅力を体験できる消費者向けイベント「牛乳でスマイルプロジェクト ミルクフェス in 豊洲 2026」を、2026年10月17日(土)に東京都江東区の豊洲公園で開催します。
「牛乳でスマイルプロジェクト」の一環として、全国の酪農乳業関係者や、食品・飲料をはじめとする幅広い業種のプロジェクトに参加するメンバーと連携。
子どもから大人まで、新たな発見や記憶に残る体験を通じて牛乳・乳製品がもっと好きになる一日を提供いたします。
ご家族・ご友人と一緒に、ぜひ遊びに来てください。
▽日時:10月17日(土)10:00?16:00(雨天決行・荒天中止、延期なし)
▽場所:豊洲公園「花木とモニュメント広場」(東京都江東区豊洲2丁目3-6)
▽料金:入場無料 (一部、コラボブースなどでの販売は有料)
┗詳細はこちら https://milkfestoyosu2026.jp/
(2) 連載コラム「にほんの酪農・歴史さんぽ」【第8弾 神奈川編】
にほんの酪農・歴史さんぽ 連載一覧
┗https://www.j-milk.jp/knowledge/column/sampo_index.html
▽第7回 鉄道牛乳と大地震と 〜国府津・平塚・横須賀
大正期、守山商会(現・守山乳業)は「鉄道を利用できなければ、事業の発展は望めない」と国府津から平塚へ移転し、1923(大正12)年に日本初の「珈琲牛乳」を発売しました。
しかし「当時はなかなか売れなかった」といいます。
直後に起きた関東大震災では、平塚駅付近で「買ふ金はあつても濁らぬ飲料水は一滴もない」窮状に陥りました。
同社は返品で残っていた珈琲牛乳を売り出し、震災4日目には工場を再開して人々を助けました。
また横須賀の牧場主・高梨庄三は、「牛乳は二、三日、タダで配ってしまおう」と、壊滅的被害を受けた町へ大八車で牛乳を無償配布しました。
鉄道網による輸送の進化と、震災で「どんなにかひとびとを元気づけた」試練の体験が、近代の神奈川における牛乳の役割を強固なものにしました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/kanagawa07.html
▽第8回 酪農村のことはじめ 〜伊勢原市高部屋
幕末の開港後、肉や牛乳の需要が急増した神奈川では、農家が乳牛を育てて貸し出す「貸し牛」が行われました。
1886年、馬の売買を行う「伯楽」の伝播で篤農家が乳牛を購入し、調査データで「ダントツに乳牛が多かったのが高部屋村」とされるほど、旧高部屋村(現・伊勢原市)は県内屈指の酪農村へ成長します。
明治末期には西藤寅之助が馬を売って牝牛を購入し、「1頭につき1回の搾乳期間(一乳期)で50〜70円の収入」を得る良い稼ぎとして地域へ広めました。
1918年には守山謙が「守山商会製酪所」を創業し、医薬品原料などのため生乳を集め、農家と「持ちつ持たれつの精神で共に歩んで」発展しました。
さらに芦川房吉が「常時2頭の種牡牛をつないで」繁殖や搾乳の実演指導を行い、「寝食家計を忘れ、一生を捧げらる」ほどの情熱で地域の乳牛改良と酪農基盤を支えました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/kanagawa08.html
▽第9回 わがまちの牛乳を 〜伊勢原・茅ケ崎
神奈川の旧高部屋村(現・伊勢原市)では、昭和戦前の記録に「飼料費を35%まで自給をすることを得てゐる」とあるように、工夫を重ねて有畜農業を営んでいました。
しかし都市化やコスト高騰で農家数は激減します。この厳しい現状に対し伊勢原では「胸を張って言える、いせはら産の牛乳が作りたい」との思いから、市民や企業を巻き込んだ「地ミルク」が誕生しました。
茅ヶ崎でも「顔が見えるものにできるかも知れない」と「湘南ちがさきMILK」が生まれ、給食やチーズ等の加工品、学校での「ふれあい体験」へと広がっています。
「どこの牛乳がおいしいの、とよく聞かれるんだけど、ちかま(近場)がおいしい」と生産者が語る通り、鮮度と地域性を強みに、県産100%の認証マーク「カナミルくん」も活用しながら、「厳しい状況のなかで何とか残った人たちが、続けていく方向性を見いだしたい」と先人のバトンを繋ぐ挑戦が続いています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/kanagawa09.html
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┗m-alliance@j-milk.jp
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【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp
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JミルクURL https://www.j-milk.jp
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