2026年度「乳の社会文化」学術研究の公募

乳の生産・利用の特質とその形成過程や持続可能性、乳の価値創造活動など「乳」に係る社会的・文化的な研究
 ●このポスターはこちらからダウンロードできます。
2026年度「乳の社会文化」学術研究の公募(PDFファイル:0.2MB)

申請手順と様式

①~②を確認し、申請書類をご準備の上、③にお進みください。


①実施要領(必読)

 
 
②申請書様式(word)

※ word入力後、PDFファイル作成
 
④申請サイト(フォーム入力)

※ 申請サイトより本サイトには戻れません
※ サイト内は、一時保存機能がありません

実施要領(抜粋)

1. 研究領域

乳および酪農乳業に関する社会的・文化的な研究テーマを広く公募する。
以下に研究領域と例としてのキーワードを示す(ただし記載のキーワードに限定するものではない)。
研究領域 キーワード
酪農や牛乳乳製品の価値創造 地域資源循環、地域経済貢献、フードシステム連携、イノベーション・6次産業化、地産地消とブランド化、教育・観光資源(教育ファーム・牧場民宿など)、品質(価値認識・社会的評価)、社会的レジリエンス、歴史的形成
牛乳乳製品の食生活への受容 乳食文化の受容と定着、ライフステージ別受容、食卓経験と記憶、おいしさの社会的意味、メディア・広告の影響
日本の酪農乳業の持続可能性とSDGsへの貢献 持続可能なフードシステム、環境負荷(気候変動対策、循環型資源利用)、社会的包摂、学校給食と牛乳の社会的意義(公正な栄養アクセス、食育、地域連携)、SDGs目標への直接貢献
乳及び酪農乳業に関する社会的・文化的視点からの研究 牛乳乳製品の食文化的意義、酪農乳業の歴史的展開・社会経済的意義
(上記3つの研究領域に含まれないものを含む)
注:「乳」には牛乳の他にヤギ乳・ヒツジ乳等を含む。
食品化学や食品製造に係る自然科学分野の研究テーマは本公募の対象外とする。

2. 応募資格

国内の大学及び短期大学、専修学校、国・地方公共団体の設置する研究所、独立行政法人の研究機関等で学術研究を行っている研究者(大学院生を含む)や研究グループ、専門家や実践者(教諭など)、もしくは特定の組織に属さない個人とする。

3. 委託の要件

  1. 未発表の研究であること。
  2. 採択された研究者等は、社会文化NT及びJミルクが東京都内で2025年3月に開催予定の学術研究計画発表会において、研究計画を発表すること。
  3. 研究については、「乳の社会文化」学術研究審査委員会(以下「審査委員会」という。)に報告書を提出し、評価を受けること。
  4. 研究成果は、原則として、研究期間終了後2年以内に学会誌等で公表すること。
  5. 研究成果を公表する場合、事前に社会文化NTに連絡すること。
  6. 研究成果の公表に際しては、社会文化NT及びJミルクの学術研究支援を受けたことを明らかにすること。
  7. 研究成果の公表後は、その刊行物(電子ジャーナルを含む)や発表資料等の写しを社会文化NTに提出すること。  

4. 委託期間

同一研究計画に対する委託期間は、原則として 2026年4月1日 から 2027年3月31日 までとする。なお、研究成果を踏まえ、研究の継続を希望する場合は、改めて本学術研究への応募申請を行うことができる。
ただし、やむを得ぬ事情がある場合には、審査委員会の審査を経て、委託期間の延長を認めることができる。
 

5. 委託研究費

年間1件当たり原則として70万円(消費税込)以内とする。なお、海外渡航調査など多額な費用が含まれる場合は100~150万円(消費税込)程度とする。
 
  • 個人契約で実施する場合、本委託研究費は、所得税法等の規定により源泉所得税の課税対象となるため、源泉徴収額を差し引いた金額を支払うことになる。
  • 本学術研究は、研究助成として業務を委託するものです。そのため、本委託研究費は全額を学術研究の調査・研究に充てるものとします。また、間接経費については、所属する研究機関等に対して免除手続き等を行うこととします。なお、やむを得ず研究機関等において間接経費が求められる場合は、それに対する消費税も含めて本委託研究費の中で処理されるものとします。申請者はあらかじめ所属機関と間接経費について確認を行ったうえで申請してください。
  • 本委託研究費の支出にあたっては、研究目的を達成するための必要性を十分吟味し、且つ、可能なものは相見積もりを取るなど、地域水準や社会通念に照らして適切な金額となるように努めてください。

6. 選考方法

審査委員会が、必要に応じて各分野の専門家の意見を参考とし、審議決定する。

 <審査委員会>
 委員長 生源寺 眞一 東京大学 名誉教授、福島大学 名誉教授、公益財団法人日本農業研究所 研究員
 副委員長 小長谷 有紀 国立民族学博物館 名誉教授、中部大学 創発学術院 客員教授、佐賀女子短期大学 客員教授
 委 員 阿久澤 良造 日本獣医生命科学大学 名誉教授
 委 員 上田 隆穂   学習院大学 名誉教授、環太平洋大学国際経済経営学部 特任教授、北海道大学大学院農学研究院 地域創生システムデザイン 客員教授
 委 員 大江 靖雄  千葉大学 名誉教授、東京農業大学 客員教授
 委 員 小川 美香子 東京海洋大学 学術研究院食品生産科学部門 准教授
 委 員 小林 信一  静岡県立農林環境専門職大学 名誉教授
 委 員 中澤 弥子  長野県立大学 健康発達学部食健康学科 教授
 委 員 前田 浩史  ミルク一万年の会 代表世話人
 委 員 南  直人  立命館大学 食マネジメント学部 教授
 

7. 事務局・お問い合わせ先

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 2-1-20 御茶ノ水安田ビル5階
一般社団法人Jミルク内「乳の社会文化ネットワーク」事務局 担当:小川
電話:03-5577-7494
E-mail:m-shakai-nt★j-milk.jp(★を@に変更して送信してください)
 
 

2025年9月30日