2025年度「乳の社会文化」学術研究の公募について
2024年10月1日(火)~ 2024年12月31日(火)
※ 終了しました
2025年度「乳の社会文化」学術研究の公募
乳の生産・利用の特質とその形成過程や持続可能性、乳の価値創造活動など「乳」に係る社会的・文化的な研究
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2025年度「乳の社会文化」学術研究の公募(PDFファイル:0.2MB)
2025年度「乳の社会文化」学術研究の公募(PDFファイル:0.2MB)
実施要領(抜粋)
1. 研究テーマ
「乳」に係る社会的・文化的な研究テーマを広く公募する。
以下に主要なテーマと研究の具体例を示す。
■ 一般研究
以下に主要なテーマと研究の具体例を示す。
■ 一般研究
№ | テーマ | 研究の具体例 |
1 | 牛乳乳製品の価値創造 | 牛乳乳製品の価値創造に通じる研究。例えば、コミュニケーション革新、ブランディング、地域循環型フードシステム、バリューチェーン、品質・安全(嗜好性・流通特性・付加特性・食品安全マネジメントシステム)、乳業のSDGs(ESG経営)に関する研究など。 |
2 | 牛乳乳製品の食生活への受容 | 牛乳乳製品の食生活への受容の歴史、受容の現状と課題、牛乳乳製品の市場開発、「おいしさ」の感情や記憶の創出に関する日本及びアジア諸国をフィールドとした研究など。 |
3 | SDGs(持続可能な開発目標)への日本の酪農乳業の貢献 | SDGsおよび持続可能なフードシステムの実現に向けて、酪農乳業が果たすべき役割や取り組み課題に関する研究。例えば、次世代家族酪農のビジョンや展望、飼料自給率の向上、有機農業と酪農、環境負荷の低減、低炭素酪農、ローカル・フードシステム、ミルクサプライチェーンの強靭性、これらの目標の設定や評価方法に関する研究など。 |
4 | 学校給食の社会的意義と可能性 | 持続可能なフードシステムにおける学校給食と牛乳に関する研究。例えば、地域酪農乳業の持続可能な発展と学校給食牛乳、子供の貧困と食生活、地域づくりと学校給食、持続可能性・地域性・食文化を育む献立や調理技術、食品ロス対策・紙パックリサイクル推進に関する研究など。 |
5 | 乳及び酪農乳業に関する社会的・文化的視点からの研究 | 牛乳乳製品の食文化的意義、酪農乳業の歴史及び社会経済的な意義に関する研究。 |
注:「牛乳」「乳」とは、食品としての牛乳乳製品を意味する(「乳」にはヤギ乳・ヒツジ乳等を含む)。
2. 過去の応募件数・採択件数・採択率の推移
年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
応募件数 | 20 | 21 | 17 | 11 | 14 | 11 | 10 | 15 |
採択件数 | 7 | 7 | 6 | 5 | 7 | 6 | 5 | 8 |
採択率(%) | 35.0 | 33.3 | 35.3 | 45.5 | 50.0 | 54.5 | 50.0 | 53.3 |
3. 応募資格
国内の大学及び短期大学、専修学校、国・地方公共団体の設置する研究所、独立行政法人の研究機関等で学術研究を行っている研究者(大学院生を含む)や研究グループ、専門家や実践者(教諭など)、もしくは特定の組織に属さない個人とする。
4. 委託の要件
- 未発表の研究であること。
- 採択された研究者等は、社会文化NT及びJミルクが東京都内で2025年3月に開催予定の学術研究計画発表会において、研究計画を発表すること。
- 研究については、「乳の社会文化」学術研究審査委員会(以下「審査委員会」という。)に報告書を提出し、評価を受けること。
- 研究成果は、原則として、研究期間終了後2年以内に学会誌等で公表すること。
- 研究成果を公表する場合、事前に社会文化NTに連絡すること。
- 研究成果の公表に際しては、社会文化NT及びJミルクの学術研究支援を受けたことを明らかにすること。
- 研究成果の公表後は、その刊行物(電子ジャーナルを含む)や発表資料等の写しを社会文化NTに提出すること。
5. 委託期間
同一研究計画に対する委託期間は、原則として 2025年4月1日 から 2026年3月31日 までとする。なお、研究成果を踏まえ、研究の継続を希望する場合は、改めて本学術研究への応募申請を行うことができる。
ただし、やむを得ぬ事情がある場合には、審査委員会の審査を経て、委託期間の延長を認めることができる。
ただし、やむを得ぬ事情がある場合には、審査委員会の審査を経て、委託期間の延長を認めることができる。
6. 委託研究費の金額
年間1件当たり原則として70万円(消費税込)以内とする。なお、海外渡航調査など多額な費用が含まれる場合は100~150万円(消費税込)程度とする。
- 個人契約で実施する場合、本委託研究費は、所得税法等の規定により源泉所得税の課税対象となるため、源泉徴収額を差し引いた金額を支払うことになる。
7. 選考方法
審査委員会が、必要に応じて各分野の専門家の意見を参考とし、審議決定する。
<審査委員会>
<審査委員会>
委員長 | 生源寺 眞一 東京大学 名誉教授、福島大学 名誉教授、公益財団法人日本農業研究所 研究員 |
副委員長 | 小長谷 有紀 国立民族学博物館 名誉教授 |
委 員 | 阿久澤 良造 日本獣医生命科学大学 名誉教授 |
委 員 | 上田 隆穂 学習院大学 名誉教授 北海道大学大学院農学研究院 地域創生システムデザイン 客員教授 |
委 員 | 大江 靖雄 東京農業大学 国際食料情報学部アグリビジネス学科 教授 |
委 員 | 小川 美香子 東京海洋大学 学術研究院食品生産科学部門 准教授 |
委 員 | 小林 信一 静岡県立農林環境専門職大学 名誉教授 |
委 員 | 中澤 弥子 長野県立大学 健康発達学部食健康学科 教授 |
委 員 | 前田 浩史 ミルク一万年の会 代表世話人 |
委 員 | 南 直人 立命館大学 食マネジメント学部 教授 |
8. 事務局・お問い合わせ先
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 2-1-20 御茶ノ水安田ビル5階
一般社団法人Jミルク内「乳の社会文化ネットワーク」事務局 担当:小川
電話:03-5577-7494
E-mail:m-shakai-nt★j-milk.jp(★を@に変更して送信してください)
一般社団法人Jミルク内「乳の社会文化ネットワーク」事務局 担当:小川
電話:03-5577-7494
E-mail:m-shakai-nt★j-milk.jp(★を@に変更して送信してください)