2025年度「乳の社会文化」学術研究の公募

乳の生産・利用の特質とその形成過程や持続可能性、乳の価値創造活動など「乳」に係る社会的・文化的な研究
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2025年度「乳の社会文化」学術研究の公募(PDFファイル:0.2MB)

申請手順と様式

①~②を確認し、申請書類をご準備の上、③にお進みください。


①実施要領(必読)

 
 
②申請書様式(word)

※ word入力後、PDFファイル作成
 
④申請サイト(フォーム入力)

※ 申請サイトより本サイトには戻れません
※ サイト内は、一時保存機能がありません

実施要領(抜粋)

1. 研究テーマ

「乳」に係る社会的・文化的な研究テーマを広く公募する。
以下に主要なテーマと研究の具体例を示す。

一般研究
テーマ 研究の具体例
1 牛乳乳製品の価値創造 牛乳乳製品の価値創造に通じる研究。例えば、コミュニケーション革新、ブランディング、地域循環型フードシステム、バリューチェーン、品質・安全(嗜好性・流通特性・付加特性・食品安全マネジメントシステム)、乳業のSDGs(ESG経営)に関する研究など。
2 牛乳乳製品の食生活への受容 牛乳乳製品の食生活への受容の歴史、受容の現状と課題、牛乳乳製品の市場開発、「おいしさ」の感情や記憶の創出に関する日本及びアジア諸国をフィールドとした研究など。
3 SDGs(持続可能な開発目標)への日本の酪農乳業の貢献 SDGsおよび持続可能なフードシステムの実現に向けて、酪農乳業が果たすべき役割や取り組み課題に関する研究。例えば、次世代家族酪農のビジョンや展望、飼料自給率の向上、有機農業と酪農、環境負荷の低減、低炭素酪農、ローカル・フードシステム、ミルクサプライチェーンの強靭性、これらの目標の設定や評価方法に関する研究など。
4 学校給食の社会的意義と可能性 持続可能なフードシステムにおける学校給食と牛乳に関する研究。例えば、地域酪農乳業の持続可能な発展と学校給食牛乳、子供の貧困と食生活、地域づくりと学校給食、持続可能性・地域性・食文化を育む献立や調理技術、食品ロス対策・紙パックリサイクル推進に関する研究など。
5 乳及び酪農乳業に関する社会的・文化的視点からの研究 牛乳乳製品の食文化的意義、酪農乳業の歴史及び社会経済的な意義に関する研究。
注:「牛乳」「乳」とは、食品としての牛乳乳製品を意味する(「乳」にはヤギ乳・ヒツジ乳等を含む)。
 

2. 過去の応募件数・採択件数・採択率の推移


年度 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
応募件数 20 21 17 11 14 11 10 15
採択件数 7 7 6 5 7 6 5 8
採択率(%) 35.0 33.3 35.3 45.5 50.0 54.5 50.0 53.3

3. 応募資格

国内の大学及び短期大学、専修学校、国・地方公共団体の設置する研究所、独立行政法人の研究機関等で学術研究を行っている研究者(大学院生を含む)や研究グループ、専門家や実践者(教諭など)、もしくは特定の組織に属さない個人とする。

4. 委託の要件

  1. 未発表の研究であること。
  2. 採択された研究者等は、社会文化NT及びJミルクが東京都内で2025年3月に開催予定の学術研究計画発表会において、研究計画を発表すること。
  3. 研究については、「乳の社会文化」学術研究審査委員会(以下「審査委員会」という。)に報告書を提出し、評価を受けること。
  4. 研究成果は、原則として、研究期間終了後2年以内に学会誌等で公表すること。
  5. 研究成果を公表する場合、事前に社会文化NTに連絡すること。
  6. 研究成果の公表に際しては、社会文化NT及びJミルクの学術研究支援を受けたことを明らかにすること。
  7. 研究成果の公表後は、その刊行物(電子ジャーナルを含む)や発表資料等の写しを社会文化NTに提出すること。  

5. 委託期間

同一研究計画に対する委託期間は、原則として 2025年4月1日 から 2026年3月31日 までとする。なお、研究成果を踏まえ、研究の継続を希望する場合は、改めて本学術研究への応募申請を行うことができる。
ただし、やむを得ぬ事情がある場合には、審査委員会の審査を経て、委託期間の延長を認めることができる。
 

6. 委託研究費の金額

年間1件当たり原則として70万円(消費税込)以内とする。なお、海外渡航調査など多額な費用が含まれる場合は100~150万円(消費税込)程度とする。
 
  • 個人契約で実施する場合、本委託研究費は、所得税法等の規定により源泉所得税の課税対象となるため、源泉徴収額を差し引いた金額を支払うことになる。

7. 選考方法

審査委員会が、必要に応じて各分野の専門家の意見を参考とし、審議決定する。

 <審査委員会>
 委員長 生源寺 眞一 東京大学 名誉教授、福島大学 名誉教授、公益財団法人日本農業研究所 研究員
 副委員長 小長谷 有紀 国立民族学博物館 名誉教授
 委 員 阿久澤 良造 日本獣医生命科学大学 名誉教授
 委 員 上田 隆穂  学習院大学 名誉教授
       北海道大学大学院農学研究院 地域創生システムデザイン 客員教授
 委 員 大江 靖雄  東京農業大学 国際食料情報学部アグリビジネス学科 教授
 委 員 小川 美香子 東京海洋大学 学術研究院食品生産科学部門 准教授
 委 員 小林 信一  静岡県立農林環境専門職大学 名誉教授
 委 員 中澤 弥子  長野県立大学 健康発達学部食健康学科 教授
 委 員 前田 浩史  ミルク一万年の会 代表世話人
 委 員 南  直人  立命館大学 食マネジメント学部 教授
 

8. 事務局・お問い合わせ先

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 2-1-20 御茶ノ水安田ビル5階
一般社団法人Jミルク内「乳の社会文化ネットワーク」事務局 担当:小川
電話:03-5577-7494
E-mail:m-shakai-nt★j-milk.jp(★を@に変更して送信してください)
 
 

2024年10月1日