2025年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究の公募

「牛乳乳製品の価値向上に繋がる医学・栄養学・食品科学・スポーツ科学等の分野の課題」に係る学術研究

●ポスター(ダウンロード)
2025年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究の公募(PDFファイル:0.2MB)

申請手順と様式

①~②を確認し、申請書類をご準備の上、③にお進みください。


実施要領(必読)

 
 
② 申請書様式(word)

※ word入力後、PDFファイル作成

申請サイト(フォーム入力)

※ 申請サイトより本サイトには戻れません
※ サイト内は、一時保存機能がありません

実施要領(抜粋)

1. 募集研究テーマ

 № 研究テーマ 内 容
1 牛乳乳製品が免疫機能や腸内環境に及ぼす影響に関する研究 牛乳乳製品あるいはその成分の免疫機能や腸内環境に及ぼす影響に関する基礎研究、臨床研究(疫学的研究、介入研究)
特に、今回は下記2テーマを重点課題として取り上げる
  • 牛乳乳製品あるいはその成分が感染症の予防・回復に及ぼす影響に関する研究
  • 牛乳乳製品あるいはその成分が腸内環境や腸管免疫機能に及ぼす影響に関する研究
【キーワード】感染防御、自然免疫、獲得免疫、腸内環境、腸内菌叢、腸内細菌、脳腸相関、腸管免疫機能、抗炎症、アレルギー、免疫寛容、乳糖、乳脂肪・脂肪酸、エクソソーム
2 牛乳乳製品の栄養学的価値に関する研究

牛乳乳製品がすべてのライフステージにおいてもつ栄養学的価値に関する基礎研究、臨床研究(免疫的研究、介入研究)
特に、今回は下記2テーマについて重点課題として取り上げる

  • 若年層(高校生から30 歳前後までの成人)の牛乳乳製品摂取の意義についての研究
  • 牛乳乳製品摂取とフレイル、認知症との関連性についての研究

【キーワード】プレフレイル、フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドローム、認知症、軽度認知障害(MCI)、肥満、メタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧、脂質異常、低栄養、骨粗鬆症、乳糖不耐、学校給食、発育と成長、スポーツ栄養

3 女性の健康に対する牛乳乳製品の有用性に関する研究

女性特有の健康課題の解決に対する牛乳乳製品の有用性に関する基礎研究、臨床研究(疫学的研究、介入研究)

【キーワード】女性ホルモン、妊娠、出産、育児、月経トラブル、月経前症候群(PMS)、貧血、若年女性のやせ、女性アスリートの三主徴(FAT)、更年期障害

4 牛乳乳製品に関わる新規探索研究

牛乳乳製品の価値向上につながる牛乳乳製品が健康に及ぼす影響に関する基礎的、臨床的な新規探索研究

【キーワード】持続可能な開発目標(SDGs)、新規有用成分の探索、新規解析法の開発、ヨーグルトやチーズ等発酵乳製品の新規機能探索、 学際的(領域横断的)研究

2. 研究採用数

上記研究テーマの応募申請の中から10件程度を採用する。

3. 応募資格

国内の大学および短期大学、高等専門学校、国・地方公共団体の研究所、独立行政法人の研究機関等で学術研究を行っている個人またはグループの研究者等(大学院生含む)とする。

4. 委託の要件

  1. 未発表の研究であること。
  2. 研究については、「健康科学会議」研究評価委員会(以下、「研究評価委員会」という)に報告書を提出し、評価を受けること。
  3. 外部への研究発表に際しては、事前に「健康科学会議」に了解を得るとともに、「健康科学会議」および「Jミルク」の学術研究費の助成を受けたことを明らかにすること。
  4. 研究成果の全部もしくは一部を刊行し、または発表した場合は、その刊行物または別刷の3部を添付して、「健康科学会議」および「Jミルク」に報告しなければならない。
  5. 研究成果は、原則として、研究期間終了後できるだけ速やか(2年以内)に学術論文として投稿、公表すること。
  6. 研究対象(材料)について
  7. 研究対象(材料)は、特定の商品ではなく、牛乳または乳製品共通の価値向上に繋がる、一般化できる材料を対象とする。
  8. 動物実験について
  9. 公的に実施義務のない動物実験はできる限り代替法等による研究で実施すること。

5. 委託研究期間

原則として1年を超えないものとする。
但し、研究の内容によっては、最長3年まで認める場合もあるが、1年を超える期間の研究を申請する場合は、全期間にわたる研究計画・支出計画を申請書に明確に記すこと。
なお、年度ごとに中間報告を行い、成果が認められない場合は、研究委託を中止する場合がある。

6. 委託研究費

年間1件当たり原則として150万円(消費税込)以内とする。
なお、複数年度の研究においては、研究年度×年間委託研究費を上限額とする。

  • 個人契約で実施する場合は、所得税法等の規定により源泉所得税の課税対象となる。

7. 選考方法

「健康科学会議」が、必要に応じ各分野の専門家の意見を参考とし、審議決定する。 

<選考委員> (委員は五十音順)
委員長 中村 丁次  公益社団法人日本栄養士会 代表理事会長
委 員 上西 一弘  女子栄養大学 栄養学部栄養生理学研究室 教授
委 員 岡山 明   一般社団法人 適塩・血圧対策推進協会 代表理事
委 員 大日向 耕作 京都大学大学院 農学研究科 准教授
委 員 小川 純人  東京大学大学院 医学系研究科 教授
委 員 川原 貴   一般社団法人 大学スポーツ協会 副会長
委 員 桑田 有   特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構 副理事長
委 員 齋藤 忠夫  東北大学 名誉教授 
委 員 清水 誠   東京大学 名誉教授
委 員 下条 直樹  千葉大学予防医学センター 特任教授

8. 事務局・お問い合わせ先

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2丁目1番20号 御茶ノ水安田ビル5階
一般社団法人Jミルク内 「牛乳乳製品健康科学会議」事務局 担当:岩本
電話:03-5577-7494
E-mail:m-kenkou★j-milk.jp(★を@に変更して送信してください)

2024年10月1日