2020年度 学術研究報告会を開催しました
2020年12月17日
主に2019年度に実施された研究報告について、研究分野ごとに研究報告会を開催し、最優秀賞・優秀賞を決定し、表彰しました。(健康科学会議は幹事会での決定)
主に2019年度に研究された公募研究・指定研究について、研究分野ごとに研究報告会等を実施し、最優秀賞・優秀賞を決定しましたので、下記の通りご報告いたします。
なお、最優秀賞及び優秀賞に決定した報告の中から選抜されたものについては、2021年に開催するジャパンミルクコングレスにおいて、口頭発表を行う予定です。
Ⅰ.報告会概要について
1.「牛乳乳製品健康科学」
2019年度終了の委託研究について、提出された研究報告書に基づき、研究評価委員会、幹事会の審議を経て、最優秀賞、優秀賞が選出され、表彰いたしました。
■研究評価委員会 9月10日(オンライン開催)
■幹事会 9月17日(オンライン開催)
最優秀賞
「サルコペニア治療を目的としたレジスタンス運動と乳清たんぱく質の栄養摂取タイミングの有用性–栄養療法と運動を併用したランダム化比較介入試験 -」
徳島大学糖尿病臨床・開発センター・アンチエイジグ医療センター 森 博康 先生
優秀賞2件
「牛乳由来エクソソームによる腸炎抑制メカニズムの解明」
大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所 丸山 健太 先生
「心のしなやかさを育む牛乳乳製品の摂取」
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 加藤 佳子 先生
なお、表彰は事務局が受賞者を訪問または賞状を送付する形で実施いたしました。
森 博康 先生
丸山健太 先生
加藤佳子 先生
2.「乳の社会文化」
期日:2020年8月28日(金)
場所: ワイム貸し会議室 お茶の水Room B【オンライン併催】
2019年度に実施された委託研究(6件)の成果に関する口頭発表と審査行い、最優秀賞、優秀賞を決定し、表彰いたしました。
最優秀賞 1件
「平成 30 年北海道胆振東部地震によるミルクサプライチェーンへの影響と災害等発生時の対応に関する研究」
北海道大学大学院 農学研究院 専任講師 清水池義治先生
優秀賞 2件
「日本型酪農経営継承システム」の開発に向けた実態分析と課題」
秋田県立大学 生物資源科学部 助教 高津英俊先生
「市場開放を想定した国産乳製品に対する消費者選好分析」
京都大学大学院 地球環境学 地球環境学専攻 光成有香先生
なお、表彰は事務局が受賞者を訪問し、表彰いたしました。
清水池義治 先生
2020年10月22日北海道大学にて
光成有香 先生
2020年11月京都大学にて
高津英俊 先生
2020年11月2日秋田県立大学にて
3.「食と教育」
期日:2020年8月30日(日)
場所:ワイム貸し会議室 お茶の水RoomB【オンライン併催】
主催:牛乳食育研究会
2019年度に実施された委託研究6件の成果に関する口頭発表と審査を行い、最優秀賞を決定し、表彰いたしました。
最優秀賞 1件
「牛乳有害説に対する消費者向け科学リテラシー教材の開発」
明治大学法人PD 山本輝太郎先生
なお、表彰は後日Jミルク会議室にて表彰いたしました。
山本輝太郎先生
2020年11月10日 Jミルク会議室にて
◆次回ジャパンミルクコングレス2021を開催予定。学術領域を超えた研究交流を促す目的で開催する。今回の報告会を含む過去の研究報告のうち、最優秀賞、優秀賞を受賞した研究報告を中心に口頭発表を行う予定。
また2019年度の研究報告を中心に、ポスターセッション等を用い公開可能な最新研究を発表する。
◇ジャパンミルクコングレス2020オンラインの開催内容はこちら
Ⅱ.研究成果の公表について
今回の学術研究報告会は、2019年度に実施した学術研究の中間的報告として開催しておりますので、今後各研究者より学会発表や論文、紀要などで公表されましたら、乳の学術連合ウェブサイトなどでお知らせいたします。