「ひきつがれる酪農文化~ユーラシアの先史時代における起源から現代の多 様性まで~」講演内容をレポートにまとめました
2019年1月21日
2018年7月16日に開催された乳の社会文化ネットワーク特別講演会「ひきつがれる酪農文化」の内容をレポートにまとめました。
ひきつがれる酪農文化 - ユーラシアの先史時代における起源から現代の多様性まで -
2018年7月16日開催 乳の社会文化ネットワーク特別講演会レポート
分子生物学の方法を用いて過去の人類の活動を研究する考古生化学の世界的な牽引者である、ドイツのマックスプランク人類史科学研究所のクリスティナ・ワリナー先生が来日されたのに当たり、国立文化財機構 奈良文化財研究所の庄田慎矢先生と人間文化研究機構 国立民族学博物館の小長谷有紀先生のお力添えにより、Jミルクにおいて特別講演会を開催いたしました。
■開催趣旨
人類がその昔、どのような食生活を行っていたのか、例えば、ミルクの利用はいつ頃からどこで始まり、どのように世界に広がって行ったのかというテーマは、現代人の食生活を考える上で大変意義のあることです。近年、遺跡から出土される土器などに付着している物質を分析する方法で、人類の過去の食生活を解明する研究が行われてきました。最近では、分析技術の進歩により、こうした方法に加え、遺跡から出土するヒトの化石の歯に付着する歯石に含まれるDNAやタンパク質の分析で、より豊かな情報を得られるようになってきました。クリスティナ・ワリナー先生の研究は、その最先端を行くものです。講演会では、こうした考古生化学の新しい研究の状況やその成果についてお話いただきました。
■日時
2018年7月16日(月・祝)14:00 - 16:00
■場所
一般社団法人Jミルク 会議室(東京都中央区築地4丁目7-1築地三井ビル5階)
■講師
クリスティナ・ワリナー 博士
(マックスプランク人類史科学研究所 考古遺伝学部門 微生物叢科学グループリーダー、オクラホマ大学 特別教授、オクラホマ大学 人類学科 助教授)
■モデレーター
小長谷 有紀 先生(人間文化研究機構 国立民族学博物館 超域フィールド科学研究部 教授)
■通訳
庄田 慎矢 先生(国立文化財機構 奈良文化財研究所 主任研究員)
■プログラム
・開会
・挨拶
・講演(60分)
・休憩(10分)
・ディスカッション(90分)
・閉会
■講演レポート
こちらからダウンロードしてください。(全7ページ)
社会文化ネットワーク特別講演会「ひきつがれる酪農文化」(PDFファイル 1.1MB)
人類がその昔、どのような食生活を行っていたのか、例えば、ミルクの利用はいつ頃からどこで始まり、どのように世界に広がって行ったのかというテーマは、現代人の食生活を考える上で大変意義のあることです。近年、遺跡から出土される土器などに付着している物質を分析する方法で、人類の過去の食生活を解明する研究が行われてきました。最近では、分析技術の進歩により、こうした方法に加え、遺跡から出土するヒトの化石の歯に付着する歯石に含まれるDNAやタンパク質の分析で、より豊かな情報を得られるようになってきました。クリスティナ・ワリナー先生の研究は、その最先端を行くものです。講演会では、こうした考古生化学の新しい研究の状況やその成果についてお話いただきました。
■日時
2018年7月16日(月・祝)14:00 - 16:00
■場所
一般社団法人Jミルク 会議室(東京都中央区築地4丁目7-1築地三井ビル5階)
■講師
クリスティナ・ワリナー 博士
(マックスプランク人類史科学研究所 考古遺伝学部門 微生物叢科学グループリーダー、オクラホマ大学 特別教授、オクラホマ大学 人類学科 助教授)
■モデレーター
小長谷 有紀 先生(人間文化研究機構 国立民族学博物館 超域フィールド科学研究部 教授)
■通訳
庄田 慎矢 先生(国立文化財機構 奈良文化財研究所 主任研究員)
■プログラム
・開会
・挨拶
・講演(60分)
・休憩(10分)
・ディスカッション(90分)
・閉会
■講演レポート
こちらからダウンロードしてください。(全7ページ)
社会文化ネットワーク特別講演会「ひきつがれる酪農文化」(PDFファイル 1.1MB)
開催案内はこちら
■開催案内:ワリナー先生 特別講演会のお知らせ(PDFファイル)