『行動科学からのアプローチによる食と健康との関連性の研究』発行のお知らせ
2018年9月4日
牛乳食育研究会会員の高知大学 柴 英里 先生が、平成25年度、平成26年度、平成27年度の「食と教育」学術研究の成果をまとめた「行動科学からのアプローチによる食と健康との関連性の研究」が発行されました。
「行動科学からのアプローチによる食と健康との関連性の研究」
内容
第1章 研究の背景および目的と方法
第1節 研究の背景
第2節 研究の目的と方法
第2章 行動科学に基づいて開発されたアメリカの食育プログラム
第1節 アメリカにおける食生活に関連した施策・取り組み
第2節 行動科学に基づいて開発された食育プログラム
第3節 TTMに基づいた食育プログラム La Cocina Saludable (The Healthy Kitchen)
第4節 TTMとHBMに基づいた食品衛生教育プログラム Now You're Cooking...Using a Food Thermometer!
第3章 牛乳・乳製品の摂取と健康との関連性−実態調査と介入研究−
第1節 牛乳・乳製品の摂取状況と不定愁訴、幸福度、ストレスとの関連についての実態調査〈研究1〉
第2節 〈研究1〉の結果および考察
第3節 デジタル・ツール「ニンテンドーDS」とシリコン製スチームケースの使用および自己調整学習による介入〈研究2〉
第4節 〈研究2〉の結果および考察
第5節 本章のまとめ
第4章 食行動と疲労・ストレスとの関連性−実態調査と疲労・ストレス測定−
第1節 現代社会とストレス
第2節 ストレス時の食嗜好および食行動に関する実態調査〈研究1〉
第3節 〈研究1〉の結果および考察
第4節 「疲労・ストレス測定システム」を導入した食とストレスとの関連についての調査〈研究2〉
第5節 質問紙による調査の結果および考察
第6節 疲労・ストレス測定調査の結果および考察
第7節 本章のまとめ
第5章 研究のまとめと展望
第1節 アメリカの行動科学に基づいた食育プログラムと多様な栄養教育教材が示唆するもの
第2節 牛乳・乳製品摂取の側面から見た大学生の食と健康との関連について
第3節 デジタル・ツールとシリコン製スチームケースを使用した介入の効果と限界
第4節 疲労・ストレスと食生活との関連を見出すことの意義
補章 アメリカの栄養教育用教材・プログラムの収集と分析
第1節 NASCO社の栄養教育用教材・プログラム
第2節 収集した栄養教育用教材・プログラムの概要と特徴
第3節 Nasco's Double Food Cards Set 教材を用いた授業例
著者:柴 英里
出版社:株式会社すずさわ書店
ISBN:978-4-7954-0361-1
定価:本体5,000円+税