平成28年度「学生のための乳の研究活動支援」研究活動成果報告会を開催しました

2016年12月28日

2016年12月11日に開催した、平成28年度「学生のための乳の研究活動支援」研究活動成果報告会について下記の通りご報告いたします。

食育・乳利用普及・マーケ部門最優秀賞に駒女大、松本大、学習院大


Jミルクでは、平成28年12月11日（日）にベルサール東京日本橋（東京都中央区）で、大学生・大学院生による牛乳乳製品や酪農乳業に関連した研究活動の成果報告会を開催しました。当日は、大学生を中心に、研究者や酪農乳業関係者も含めておよそ120人が参加しました。

本報告会は、次世代における乳の学術研究の育成・発展を図ること目的に、全国の大学等の研究室・ゼミや学生研究団体等に対して「学生のための乳の研究活動支援」としてJミルクが行っている事業の一環として行っているものです。本年4月に食育プログラムや栄養指導、マーケティング、乳利用の普及など、3つのテーマで公募し、大学等の1研究室・ゼミに対して活動費の一部を10万円上限に助成。当日の報告会では、助成先の全国15大学18研究室・ゼミなどによる21題の研究活動成果が発表されました。

また、乳の学術連合会員による各発表内容の審査も行われ、3部門（食育・栄養指導部門、乳利用普及部門、マーケティング部門）それぞれの優れた研究活動に対しての表彰も行われ、最優秀賞3題、優秀賞4題が決定しました。各部門の表彰者は以下の通り。
（※発表内容等の詳細は、研究報告書を後日アップします）

◇　食育・栄養指導部門

 【最優秀賞】
「回復期リハビリテーション患者における牛乳乳製品の摂取状況と健康状態の関係」
駒沢女子大学 人間健康学部 健康栄養学科 田邉研究室
発表者：石田 奈菜絵、細合 珠生
  【優秀賞】
①「学校給食での牛乳提供の適切性に関する調査研究」
十文字学園女子大学大学院人間生活学研究科 アジアの栄養・食文化研究所
発表者：布川 美穂
②「『乳』に焦点化させた教科横断的な食育推進の基盤となる小学校教科書の検討－国語科教科書を中心とした関連教材・表現と他教科との関係整理－」
日本体育大学 児童スポーツ教育学部 児童スポーツ教育コース 国語科教育研究室
発表者：木戸 裕之、上鈴木 輝也

◇　乳利用普及部門

 【最優秀賞】
松本大学 人間健康学部 健康栄養学科 栄養教育ゼミ
「高校硬式野球部選手を対象とした栄養サポートにおける牛乳・乳製品の活用」
発表者：坂詰麻由、櫻井恵莉

◇　マーケティング部門

  【最優秀賞】
学習院大学　経済学部経営学科 上田隆穂ゼミ ミルクスタイルイノベーション班
「ミルクスタイルイノベーション」
発表者：岩本 渉、桑原 梢、高岡 宏至、冨田 侑希、萩原 萌、森本 倫多、横田 瞳
  【優秀賞】
①　法政大学 経営学部 木村純子ゼミ 12代目J soul Family
「十勝チーズモールウォッシュパッケージと料理動画コンテストのご提案」
発表者：石川紗衣、石田星斗、黒崎優、佐藤匠真、夛田翔平、橋本強史
②　東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科 食品流通安全管理専攻 小川美香子研究室
「乳製品の消費者評価に対するトレーサビリティの影響：中国大連の事例より」
発表者：丁 静茹
以上

2016年12月28日