2014年秋にMichaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究の論文は、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするもので、牛乳についての否定的な情報として国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。

ところが最近になって、上記スウェーデンの論文の著者の内、中心となっていた2名の教授を含むグループにより、これまでに報告されている牛乳摂取と死亡率との関連性をテーマにした、彼ら自身のコホート研究を含めてシステマティックレビューおよびメタアナリシスを行った研究結果が発表されていることが明らかとなりました。それによると、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と結論付けられています。

これらの一連の情報をまとめ、JミルクのHPに掲載しました。

スウェーデンの「牛乳の摂取と死亡率・骨折リスク コホート研究」と続報について (Jミルクのサイトへ)


2016年2月24日