1995年
著者:折茂肇
所属:東京都老人医療センター

  • 健康科学
  • 各ライフステージ

研究目的

骨粗鬆症は加齢に伴う骨量の病的減少に基づく疾患である。その発症には複数の因子がお互いに影響をおよぼしながら作用していると思われる。すなわち本症の発症には加齢、遺伝、栄養、ライフスタイル、内分泌的要因など様々な要因が関与していると考えられる。これらは骨粗鬆症の危険因子、あるいは予防因子として把握され、大きく遺伝的因子と環境因子とに分類することができる。これらの相互関係を知ることは骨粗鬆症の予紡や治療に必要なことである。本研究では、まず、遺伝的背景のことなる日本人女性とブラジル人について、身体各部位の骨量を比較し、さらにカルシウム摂取源として重要な位置を占める牛乳摂取量と骨量との関連を検討した。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000022lsv.html 

2015年9月18日