1994年
著者:小林修平
所属:国立健康・栄養研究所

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研究目的

 ビタミンは微量で生体の代謝機能を円滑に進めるのに不可欠な栄養素である。とくに、エネルギー代謝レベルが高い持久性スポーツ選手にとっては、ビタミンB群、Cなど水溶性ビタミンが重要な役割をはたしており、最近では脂溶性のビタミンEが疲労回復との関連で注目されている。また、ミネラルの栄養状態の良否はスポーツ遂行能力と密接な関連がある。また、鉄、カルンウムなどミネラルの栄養状態も激しいトレーニングを障害なく遂行し、高い競技力を発揮するために不可欠な要圏である。我々はこれまでに、若年及び中年の女性ランナーを対象として研究し、女性選手では体重調整のためのエネルギー摂取制限は、体内ビタミン・ミネラルの栄養状態を劣悪化させる場合があることを示した。本年度は男性を対象として、加齢の影響を検討するために若年、及び中高年男性長距離ランナーについてビタミン・ミネラルの栄養状態を栄養摂取量と、血液生化学的パラメータを指標として研究した。

書籍ページURL
http://www.j-milk.jp/tool/kenkyu/gakujutsu/9fgd1p0000021rh3.html

2015年9月18日