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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.39
2024年4月1日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.39を乳の学術連合事務局からお届けいたしま
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 会員等の研究活動
@ 研究成果のご紹介
▽研究報告書を公開しました。
§「家庭の健康的な食生活実践に及ぼす学校給食の教育的価値〜牛乳・乳製品を題材
として〜」
§「牛乳の科学情報理解を支援するゲーム教材の開発-アンチミルク意識尺度,教材
比較実験の知見より-」
A 2024年度研究の採択結果
(2) 幹事会の開催ご報告
(3) 研究計画発表会ご報告
2. Jミルクからのお知らせ
(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.42 乳製品摂取量と消化管炎症の関連性についての米国での研究
▽Vol.43 牛乳乳製品の摂取とCOVID-19による重症化リスクとの関連
A メディアミルクセミナー ニュースレター 第55回
現代日本人が抱える「低栄養」問題 『若い女性のやせ』『 小中学生の栄養不足』
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
2023〜2024年のインドの酪農生産と牛乳乳製品市場
A 海外報告書
IDF酪農乳業における女性に関する報告書 第1号
3. トピックス
@ 「にほんの酪農・歴史さんぽ」第4弾 『青森・岩手編』(連載開始)
▼第1回 南部藩では江戸時代初期に搾乳していた
A フランスの酪農乳業事情
第4回 フランスの包装前面栄養表示「ニュートリスコア」の現状と問題点-2
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 会員等の研究活動
@ 研究成果のご紹介
▽研究報告書を公開しました。
§ 成瀬祐子先生(松本大学 人間健康学部)
「家庭の健康的な食生活実践に及ぼす学校給食の教育的価値〜牛乳・乳製品を題材と
して〜」
┗https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/gyunyushokuiku/shoku_study2021-03.html
§ 山本輝太郎先生(金沢星稜大学)
「牛乳の科学情報理解を支援するゲーム教材の開発-アンチミルク意識尺度,教材比
較実験の知見より-」
┗https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/gyunyushokuiku/shoku_study2021-06.html
A 2024年度研究の採択結果
乳の学術連合が実施する2024年度研究について、各研究会の評価委員会(審査委員
会)、幹事会などを経て決定しました。
┗https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2024/senkokekka.html
(2) 幹事会の開催ご報告
各研究会では、2023年度事業報告及び2024年度事業計画他を協議するため、幹事会を
開催しました。
各研究会の協議・報告事項は以下の通りです。
@ 牛乳乳製品健康科学会議:2024年3月20日(水・祝)
【協議・報告事項】
・2024年度学術研究採択案件について
・2023年度活動報告
・2024年度活動計画(案)
・2023年度終了指定研究のご報告(概要)
・運営委員会決定事項報告
A 乳の社会文化ネットワーク:2024年3月29日(金)
【協議・報告事項】
・2023年度活動報告「乳の社会文化ネットワーク」活動報告について
・2024年度「乳の社会文化ネットワーク」活動計画(案)について
・任期満了に伴う役員の選任について
・乳の学術連合運営委員会 報告
B 牛乳食育研究会:2024年3月16日(土)
【協議・報告事項】
・2023年度 牛乳食育研究会の活動報告
・2024年度 牛乳食育研究会の活動計画(案)
・任期満了に伴う役員の選任について
・乳の学術連合運営委員会 報告
(3) 研究計画発表会ご報告
乳の社会文化ネットワークと牛乳食育研究会は、2024年度研究採択者による研究計画
発表会を開催しました。
参加者同士の積極的なディスカッションが行われました。
@ 乳の社会文化ネットワーク:2024年3月29日(金)
A 牛乳食育研究会:2024年3月16日(土)
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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.42 乳製品摂取量と消化管炎症の関連性についての米国での研究
乳製品には様々な健康効果が知られており、その一つは全身性の炎症を低減するとい
う研究結果です。
その一方で、消化管炎症との関連の研究は十分ではありません。
こうした中、米国で乳製品の摂取量と消化管炎症マーカーの関係を解析した論文が掲
載されました。
本研究によると、「米国の健康な成人では乳製品の摂取量と消化管炎症マーカーとの
間に関連は見られない」と明らかにされました。
┗詳細はこちら
https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202402_vol42.html
▽Vol.43 牛乳乳製品の摂取とCOVID-19による重症化リスクとの関連
2019年に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界的流行をもたらし
ました。
ようやく落ち着きを見せていますが、依然としてこの感染症の予防と重症化の低減は
喫緊の課題です。
こうした中、牛乳乳製品の摂取とCOVID-19による重症化(入院)リスクの関係について
の論文が掲載されました。
この研究によると「牛乳乳製品の摂取がCOVID-19による入院リスクを低下させ、さら
に重症度の低減にも関連していることが示された」としています。
┗詳細はこちら
https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202403_vol43.html
A 第55回メディアミルクセミナー ニュースレター
メディアミルクセミナーは、主に、医学・栄養学・食品科学の専門家による栄養と健
康をテーマにしたメディア向け勉強会です。
今回は、現代日本人が抱える「低栄養」問題 『若い女性のやせ』『 小中学生の栄
養不足』と題して2023年12月5日に開催しました。
講師 上西一弘先生
女子栄養大学 栄養生理学研究室 教授/牛乳乳製品健康科学会議 幹事
現在の日本の健康課題として、これまでメタボリックシンドロームをはじめとする過
栄養が問題視されがちでしたが、最近は、低栄養も解決すべき重要な健康課題として
注目されるようになってきました。
今回、特に「若年女性のやせ」と「小中学生の栄養不足」にスポットをあて、その現
状と健康への影響、及びその解決において牛乳・乳製品に期待される役割について解
説いただきました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/media/milkseminar_Newsletter55.
html
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽2023〜2024年のインドの酪農生産と牛乳乳製品市場
インドは世界最大の酪農生産国かつ牛乳乳製品消費国です。
特に近年は牛乳乳製品の需要が急速に増加しており、国際市場に与える潜在的な影響
力は大きくなっています。
米国農務省のレポートでは、インドの生乳生産量はこの10年間増加を続けており、中
期的にも増加が続くと予測しています。
2024年1〜12月の生乳生産量は2億トン強(前年比3%増)の予測ですが、生産量のほ
とんどが国内で消費される状況は当分続くとみられています。
┗詳細はこちら
https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202403_1.html
A 海外報告書
▽IDF酪農乳業における女性に関する報告書 第1号
国際酪農連盟は2022年に、「酪農乳業における女性に関する特別作業部会」を設置し
ました。
この報告書は、酪農乳業セクターにおける女性の地位を向上させるための世界中の既
存の実践の証言です。
今回の第1号では、バリューチェーンの様々な役割における女性のエンパワーメント
の事例として、日本を含む世界11か国からそれぞれが独自で地域のニーズに対応した
15の事例が紹介されています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/202403report.html
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3. トピックス
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@ 「にほんの酪農・歴史さんぽ」第4弾 『青森・岩手編』
連載コラム「にほんの酪農・歴史さんぽ」第4弾『青森・岩手編』の連載を開始しま
した。
青森・岩手は気候条件が農作物の生産には不利な地域で、江戸時代から牧畜は重要な
産業でした。
江戸時代の前期には、現在の下北半島や北上山地の北部辺りで搾乳し、その乳を盛岡
城に運んでいました。
幕末から明治初期にかけて斗南地区にて西洋式牧場が開設されています。
このような牧畜の発展が乳業工場における乳製品生産につながっており、こうした流
れを追っていきます。
「にほんの酪農・歴史さんぽ」INDEX
┗https://www.j-milk.jp/knowledge/column/sampo_index.html
▼第1回 南部藩では江戸時代初期に搾乳していた
┗https://www.j-milk.jp/knowledge/column/aomoriiwate01.html
A フランスの酪農乳業事情
第4回 フランスの包装前面栄養表示「ニュートリスコア」の現状と問題点-2
┗https://www.j-milk.jp/knowledge/column/FranceDairy_004.html
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┗m-alliance@j-milk.jp
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【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp/index.html
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JミルクURL https://www.j-milk.jp/index.html
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