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 メールマガジン 乳の学術連合 News  Vol.10
                     2021年11月1日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.10を乳の学術連合事務
局からお届けいたします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 2022年度研究公募
(2) 研究成果の報告
▽牛乳乳製品健康科学委託研究 森 博康先生
▽食と教育 委託研究 池本 真二先生
(3) ジャパンミルクコングレス2021のご案内

2. Jミルクからのお知らせ
(1) ウェビナー開催のお知らせ
ウェビナー「日本の『持続可能で健康な食』を考える」
(2) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ACADEMIC RESEARCH Up date  Vol.14 2021.10
ビーガン食が子供の栄養摂取や代謝に及ぼす影響
A「食の疑似科学を考える」勉強会レポート
食生活ジャーナリストの会共催 勉強会レポート
講師:山本輝太郎先生(明治大学/食と教育委託研究者)
Bメディアミルクセミナー・ニュースレター
▽第52号 日本人の栄養とSDGs 〜未来に向けた「ジャパン・
ニュートリション」〜
▽第53号 タンパク質の“質”と効果的な摂取法
(3) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@「戦略ビジョンニュース」VOL.8(2021.9)
国連食料システムサミットに向けた動向
A国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽国境炭素税の導入と酪農乳業への影響
▽世界の主要輸出国の1〜7月の生乳生産量
▽英国、有識者が「国家食料戦略」を提言

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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 2022年度研究公募
乳の学術連合が実施する来年度の研究を12月31日まで公募し
ています。ご自身の公募をご検討いただく他、ぜひ周りのご研
究者にお知らせください。
▽応募期間 2021年10月1日(金)〜2021年12月31日(金)
┗公募の詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2022/index.html

(2) 研究成果の報告
▽牛乳乳製品健康科学 学術研究 森 博康先生
2019年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究者 森 博康先生(徳
島大学先端酵素学研究所糖尿病臨床・研究開発センター)が、
第76回日本体力医学会大会(2021,三重)において、第18回
大塚スポーツ医・科学賞「奨励賞」を受賞されました。
なお、本研究については、2021年12月12日(日)開催のジャ
パンミルクコングレス2021で、研究終了後に追加された情報も
含めて発表いただく予定です。
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2021news/detail/211006.html

▽食と教育 学術研究 池本 真二先生
平成28年〜30年度(2016〜2018年度)「食と教育」学術研究に
採択された、聖徳大学人間栄養学部 教授 池本真二先生の研究
チームのご研究成果が、医学雑誌「Nutrients」に掲載されまし
たので、ご紹介します。
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2021news/detail/211027.html

(3) ジャパンミルクコングレス2021のご案内
ジャパンミルクコングレスは、「乳」を多様な視点で学際的に研
究する「乳の学術連合」の活動を通して得られた、最新の知見
や研究成果を年1回集約的に発表し、研究者間や関係者との学
術交流を通して、今後の乳に係る研究を発展させるために開催
します。今年は乳の学術連合が進める学会との連携の一つとし
て、日本酪農科学会より1題、特別発表をしていただきます。
〈概要〉
▽名称:ジャパンミルクコングレス2021
▽日時:2021年12月12日(日)11時〜18時
▽場所:Zoomウェビナー&Zoomミーティング
▽プログラム構成:
@特別発表 酪農科学会連携・研究発表
AAグループ口頭発表8題(健康科学4、社会文化3、食育1)
BBグループ口頭発表12題(健康科学8、社会文化1、食育3)
*@AはZoomウェビナー、BはZoomミーティング
┗詳細・申込はこちら https://j-milk.jp/news/2021congress.html

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2. Jミルクからのお知らせ 
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(1) ウェビナー開催のお知らせ
「日本の『持続可能で健康な食』を考える」

Jミルクは、12月7、8日に「東京栄養サミット2021」が開催
されるのを前に、食を巡る「持続可能性」「健康・栄養」といっ
た多面にわたる視点から課題や現状について考えるため、医
学、栄養学、食料安全保障、乳研究などの専門家を招いてウェ
ビナーを開催します。
「日本の『持続可能で健康な食』」について、牛乳乳製品の価値
も併せて、皆さまとともに考えたいと思います。
┗詳細・申込はこちら https://j-milk.jp/news/2021sdgsfood.html

(2) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ACADEMIC RESEARCH Up date  Vol.14 2021.10
ビーガン食が子供の栄養摂取や代謝に及ぼす影響

ベジタリアンやビーガン食が、健康や疾病に及ぼす影響につい
て調査した論文をこれまでも紹介してきました。今回はビーガ
ン食を続ける子供に対してはどのような影響があるか、「幼児の
ビーガン食が栄養摂取や代謝に及ぼす影響」の論文から紹介し
ます。
ビーガン食を続ける子供たちの飽和脂肪酸とコレステロールの
摂取量が極端に低く、普通食の子供に比べ栄養代謝状態が大き
く異なることが明らかになりました。
┗詳細はこちら https://j-milk.jp/report/study/acad.research/h4ogb40000007w26.html

A「食の疑似科学を考える」勉強会レポート
食生活ジャーナリストの会共催 勉強会レポート
講師:山本輝太郎先生(明治大学/食と教育委託研究者)
一般の週刊誌やネット媒体等を中心に、特定の食品について

「●●は体に悪い(良い)」、「●●を食べると病気になる(病気
が治る)などの情報が発信されており、こうした情報の真偽を
検証するようなメディアリテラシーや自ら科学的に判断するた
めの科学リテラシーの向上が求められています。
根拠不明の食の有害情報で、繰り返しターゲットとされるもの
の一つが「牛乳」です。そこで「牛乳有害説」を事例としてあ
げていただきながら、食の疑似科学について解説、話題提供を
行っていただきました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/food-safety/uwasa_gijikagaku.html

Bメディアミルクセミナー・ニュースレター
▽第52号 日本人の栄養とSDGs 〜未来に向けた「ジャパン・
ニュートリション」〜(2021年3月開催)
講師 中村丁次先生(神奈川県立保健福祉大学 学長/日本
栄養士会 会長/牛乳乳製品健康科学会議 副代表幹事)

いまの日本人の食生活や栄養摂取には持続可能性があるのか、
また牛乳・乳製品の役割などについて、国際的な議論や日本の
特性なども踏まえながら、臨床栄養学をはじめ幅広い視点から
解説していただきました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/media/h4ogb40000007jhn.html

▽第53号 タンパク質の"質"と効果的な摂取法(2021年6月開催)
講師 藤田 聡先生(立命館大学 スポーツ健康科学部 教授・
博士(運動生理学)/健康科学会議 会員)

高齢者や若い世代の低栄養が問題になっています。こうした問
題の鍵を握るのが「タンパク質」。今回は、タンパク質の"質"に
関する情報や最新の研究成果も踏まえ、日々の効果的な摂取法
なども含めて解説していただきました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/media/h4ogb40000007ulk.html

(3) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@「戦略ビジョンニュース」VOL.8(2021.9)
国連食料システムサミットに向けた動向

2021年9月23日に国連食料システムサミット、7月26日〜28
日にプレサミットが開催されました。また国内では6月18日
に、持続可能な食料システムを実現するために取り組む課題
を、民間企業・団体や農業・水産高等学校の生徒がコミットメ
ントとして報告する全体対話が実施されました。

┗詳細はこちら 酪農乳業戦略ビジョン特設サイト
https://www.j-milk.jp/gyokai/vision/index.html
 ID: お問い合わせください
 PW: お問い合わせください

A国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽国境炭素税の導入と酪農乳業への影響
カーボンニュートラルの実現は、現在世界各国で最も重要な目
標のひとつであり、各国は2030年度における温室効果ガス削減
目標の引上げを表明しています。こうした中、EUは地球温暖
化対策が不十分な国からの輸入品に事実上の関税を課す「国境
炭素税」の導入計画を発表しました。
本稿では、国境炭素税の導入が酪農乳業に与える影響につい
て、ニュージーランドを例に考察します。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/h4ogb40000007rlh.html

▽世界の主要輸出国の1〜7月の生乳生産量
欧州委員会が開設している「牛乳乳製品市場観測サイト」の経
済委員会9月会合が開かれ、世界の主要輸出国の1〜7月の生乳
生産量は前年比1.1%増と国際貿易は堅調な一方、中国市場が供
給過剰にある可能性などから、警戒の必要性も指摘されました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/h4ogb40000007v0h.html

▽英国、有識者が「国家食料戦略」を提言
英国の環境・食料・農村地域省が、7月に調査報告書を公表し、
肥満の人を減らすことや気候変動対策といった観点から、政策
提言をしています。世界初の「砂糖・塩利用税」の導入など踏
み込んだ内容で、酪農乳業関係では、動物性タンパク質を減ら
す、代替タンパク質の国内生産を増やす、家畜から出る温室効
果ガス削減のための投資を増やす、などが含まれています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/h4ogb40000007vy1.html

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 【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
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