乳の学術連合 乳の社会文化ネットワーク会員、平田昌弘先生の著書「人とミルクの1万年」が発刊されました。

書籍概要

氷河期が終わり、約1万年前、家畜の飼育が始まった。やがて<搾乳>の発明により、家畜のミルクに大きく依存する、牧畜という生活様式が西アジアで始まった。ミルクを保存食にするための工夫から、ヨーグルトやチーズ、バターなど乳製品も生まれた。ユーラシア大陸の各地に牧畜民をたずね歩いてきた人類学者が、読者を牧畜と乳文化の雄大な歴史へと案内する。

内容
1章 動物のミルクは人類に何をもたらしてきたか
2章 人類はいつからミルクを利用してきたか
3章 ミルクのり用は西アジアの乾燥地で始まった
4章 都市文化がひらいた豊かな乳文化
5章 ミルクで酒をつくる
6章 ヨーロッパで開花した熟成チーズ
7章 ミルクを利用してこなかった人びと
8章 乳文化の一万年をたどり直す

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人とミルクの1万年 (岩波ジュニア新書) 

2014年11月20日