2022年度「乳の社会文化」学術研究の公募

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2022年度「乳の社会文化」学術研究の公募 (PDFファイル:0.8MB)

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実施要領(抜粋)

1. 募集研究テーマ

 (1)  特定研究
  研究テーマ 内容
1 牛乳乳製品の価値創造 牛乳乳製品の価値創造に通じる研究。
例えば、コミュニケーション革新、ブランディング、地域循環型フードシステム、バリューチェーン、乳業のSDGs(ESG経営)に関する研究など。
2 牛乳乳製品の食生活への受容 牛乳乳製品の食生活への受容の歴史、受容の現状と課題、「おいしさ」の感情や記憶の創出に関する日本及びアジア諸国をフィールドとした研究など。
3 SDGs(持続可能な開発目標)への日本の酪農乳業の貢献 SDGsおよび持続可能なフードシステムの実現に向けて、酪農乳業が果たすべき役割や取り組み課題に関する研究。
例えば、次世代家族酪農のビジョンや展望、飼料自給率の向上、有機農業と酪農、環境負荷の低減、低炭素酪農、ローカル・フードシステム、ミルクサプライチェーンの強靭性、これらの目標の設定や評価方法に関する研究など。
4 学校給食の社会的意義と可能性 持続可能なフードシステムにおける学校給食と牛乳に関する研究。
例えば、地域酪農乳業の持続可能な発展と学校給食牛乳、子どもの貧困と食生活、地域づくりと学校給食、食品ロス対策・紙パックリサイクル推進に関する研究など。
 (2) 一般研究 
  研究テーマ 内容
5 乳及び酪農乳業に関する社会的・文化的視点からの研究 牛乳乳製品の食文化的意義、酪農乳業の歴史及び社会経済的な意義に関する研究など。
注:「牛乳」「乳」とは、食品としての牛乳乳製品を意味する。(「乳」にはヤギ乳・ヒツジ乳を含む)
 

2. 研究採用数

上記 (1) 、(2) をテーマとする研究計画の応募申請の中から8件程度を採用する。

3. 応募資格

国内の大学及び短期大学、専修学校、国・地方公共団体の設置する研究所、独立行政法人の研究機関等で学術研究を行っている研究者等(大学院生を含む)もしくは特定の機関等に属さない個人とする。

4. 委託期間

同一研究計画に対する委託期間は、原則として 2022年4月1日(金) から 2023年3月31日(金) までとする。なお、研究成果を踏まえ、研究の継続を希望する場合は、改めて本学術研究への応募申請を行うことができる。ただし、やむを得ぬ事情がある場合には、審査委員会の審査を経て、委託期間の延長を認めることができる。
 

5. 委託研究費の金額

年間1件当たり原則として70万円(税込)以内とする。ただし、海外渡航調査など多額な費用が含まれる場合、100万円(税込)以内とする。
 

6. 選考方法

「乳の社会文化」学術研究審査委員会が、必要に応じ各分野の専門家の意見を参考とし、決定する。

 <審査委員会>
 委員長 生源寺 眞一  福島大学 農学群食農学類長 教授
 副委員長 小長谷 有紀  独立行政法人 日本学術振興会 監事
 委 員 阿久澤 良造  日本獣医生命科学大学 名誉教授
 委 員 上田 隆穂   学習院大学 経済学部経営学科 教授
 委 員 鵜川 洋樹   秋田県立大学 生物資源科学部アグリビジネス科 教授
 委 員 江原 絢子   東京家政学院大学 名誉教授
 委 員 大江 靖雄   東京農業大学 国際食料情報学部国際バイオビジネス学科 教授
 委 員 小川 美香子  東京海洋大学 学術研究院食品生産科学部門 准教授
 委 員 小林 信一   静岡県立農林環境専門職大学短期大学部 教授
 委 員 前田 浩史   乳の社会文化ネットワーク 幹事
 委 員 南山 宏之   株式会社アクサム 代表取締役/ディレクター
 委 員 和仁 皓明   西日本食文化研究会 主宰
 

7. お問い合わせ先

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 2-1-20 お茶の水ユニオンビル5階
一般社団法人Jミルク内「乳の社会文化ネットワーク」事務局
担当:伊藤 岳人
電話:03-5577-7494
FAX:03-5577-3236
E-mail:t-ito@j-milk.jp
 
 

2022年1月4日