牛乳乳製品健康科学会議の発足

  平成24年3月18日(日)東京において、基本的な食品として定着している牛乳乳製品について、その健康及び栄養に関わる学術的エビデンスを、現在の生活課題と結びつけて研究検証するとともに、研究活動を通じて得た知見や情報を医療関係者、栄養関係者並びに生活者に向けて幅広く提供し、国民の健康増進に資するため、設立趣旨書のとおり健康科学分野の研究者等で構成する牛乳乳製品健康科学会議を設立した。 
 
本会議は、信頼性のある研究を行うため独立した研究者等の第三者的機関として組織し、名簿のとおり代表幹事に骨粗鬆症財団理事長折茂肇、副代表幹事に神奈川県立保健福祉大学長・日本栄養士会名誉会長中村丁次を含む幹事8名、また4分科会の委員長及び委員計19名(幹事8名は併任)を選任するとともに専門委員2名、顧問6名についても選任を行い、27名の会員で発足した。  
 
主な事業内容は、①過去実施した委託研究の評価と新しい価値発見、②4分野の研究テーマの委託研究、③中長期研究戦略に基づく特定研究、④エビデンスのターゲット別の表現開発、⑤研究等成果としての研究報告会の開催、⑥栄養健康に関わる国内外の最新情報の収集・発信等となる。

牛乳乳製品健康科学会議設立趣意書

 わが国における人々のライフスタイル、価値観、ニーズなどが、時代とともに大きく変化していくなかで、食生活もまた、洋風化、飽食化、外部化などと表現されるような目まぐるしい変化を遂げ、それに併せて、国民の栄養や健康上の課題も多様に変化してきた。
特に最近にあっては、偏食による栄養の偏り、欠食などの不規則な食事等を背景とした、肥満、痩身や生活習慣病の増加などが顕在化し、深刻な社会的問題となっている。
また、少子化・高齢化などによるマーケットの変化や健康志向の高まりなどのなかで、様々な健康食品や加工食品が次々と登場しており、情報化社会の進展による情報の氾濫と相まって、栄養や健康に係る適切な自己管理、適切な食品選択のための社会的能力の向上が、生活者に強く求められるようになっている。
このような食をめぐる環境変化が続く中で、日本人の栄養と健康の増進を図るためには、食品のそれぞれについて、その栄養健康機能がどのような価値を有し得るのかを、今一度位置づけ直し、食品選択、栄養及び健康管理のための基礎的情報として整備することが必要である。
以上の観点から、この研究会では、戦後国民の食生活の中に急速に普及し、今や日本人の食生活において基本的な食品として定着している牛乳乳製品について、その栄養健康機能に係る学術的エビデンスを、現在の日本人の生活課題と結びつけて研究検証することとする。
また併せて、研究活動を通じて得られた知見や情報を、医療関係者及び栄養関係者並びに生活者に対して、幅広く提供するものとする。
なお、以上の活動は、これまでに組織されていた牛乳栄養学術研究会等を発展的に解消し、新たに健康科学分野の研究者で組織される「牛乳乳製品健康科学会議」を組織的中核にして推進する。
以上の研究活動をとおして、現代社会における日本人の健康増進に必ずや貢献できるものと確信する。 

平成24年3月18日 

発起人代表 折茂肇    
発起人 児玉浩子 清水誠 中村丁次 川原貴 上西一弘 桑田有 

牛乳乳製品健康科学会議幹事、分科会委員、専門委員会、顧問名簿

幹事・分科会委員名簿 2017年4月10日現在 (PDF)

運営規約、入会申込書

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2017年4月18日