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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.59
2025年12月1日
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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.59を乳の学術連合事務局からお届けします。
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┗https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2025news/detail/magazine.html
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 2026年度学術研究の公募について(応募期間:12月31日まで)
(2) 学術研究集会「ジャパンミルクコングレス2025」の開催報告(11月29日)
(3) シンポジウム「学校給食用牛乳の多面的価値を未来へつなぐ−地域が育む子どもの成長と持続可能なフードシステム−」のご案内(2026年1月19日)
(4) 会員等の研究活動
▽研究成果のご紹介
2. Jミルクからのお知らせ
(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Update
▽Vol.58 習慣的な牛乳摂取はビタミンDが不足しがちな閉経後女性の骨折リスクを軽減
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽昨年は円安と干ばつが直撃、オーストラリア産オーツヘイの現状は:現地輸出業者へのインタビュー
(3) 「J-MILK REPORT Vol.52」2025年秋号
3. トピックス
(1) 「牛乳でスマイルプロジェクト」の新たなポータルサイトを開設
(2) 毎年恒例のSNS企画:#私のホットミルク(実施期間:12月15日〜2026年1月31日)
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 2026年度学術研究の公募について
乳の学術連合が実施する来年度の研究公募を開始しました。
ご自身の研究申請をご検討いただく他、ぜひ周りのご研究者にお知らせください。
▽応募期間 2025年10月1日(水)〜12月31日(水)
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2026/index.html
(2) 学術研究集会「ジャパンミルクコングレス2025」の開催報告
2025年11月29日(土)にTKPガーデンシティPREMIUM神保町において開催した、乳の学術連合における最新知見や研究成果を発表する学術研究集会「ジャパンミルクコングレス2025」は、無事盛会のうちに終了することができました。
口頭発表4題: 牛乳乳製品健康科学会議より2題、乳の社会文化ネットワークより1題、牛乳食育研究会より1題
ポスター発表13題: 牛乳乳製品健康科学会議より5題、乳の社会文化ネットワークより2題、牛乳食育研究会より3題、連携学会である日本酪農科学会より3題
また、小学生による特別展示や、ハーバード大学教授 クリスティナ・ワリナー先生による特別講演(ビデオ講演)も実施し、多角的な視点から乳の可能性を探る一日となりました。
当日は研究者、酪農乳業関係者、メディアなど、約150名の皆様にご参加いただき、活発な議論が交わされました。
(3) シンポジウム「学校給食用牛乳の多面的価値を未来へつなぐ−地域が育む子どもの成長と持続可能なフードシステム−」のご案内
2022〜2023年度に調査研究をおこなった「学校給食牛乳に関する領域横断的共同研究」(研究代表者 法政大学 木村 純子 先生)を総括し、その成果を未来へ向けた提言につなげるためのシンポジウムを開催します。
▽日程:2026年1月19日(月)
▽場所:コングレスクエア日本橋
〒103-0027 東京都中央区日本橋1丁目3-13 東京建物ビル 3階
プログラムや参加登録方法などの詳細については、準備が整い次第改めてご案内します。
ぜひご参加のご検討をお願いします。
(4) 会員等の研究活動
▽研究成果のご紹介
§ 宮川尚子先生(慶応義塾大学 医学部 衛生学公衆衛生学)
2020年度「牛乳乳製品健康科学」学術研究に採択された宮川尚子先生の最新の研究成果がJournal of Atherosclerosis and Thrombosis誌に掲載され、その内容が本研究の情報発信サイトで紹介されました。
この研究は「日本人が日常的に食べている程度の量のヨーグルトの摂取は男女ともに、牛乳の摂取は特に女性において、死亡リスクを低くすることに繋がる可能性」を示すものとなっています。
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2025news/detail/1107.html
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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Update
▽Vol.58 習慣的な牛乳摂取はビタミンDが不足しがちな閉経後女性の骨折リスクを軽減
加齢に伴う老化は骨折リスクを高め、閉経後の女性では特にそれが顕著です。
牛乳は骨の健康維持に必要なカルシウムの重要な供給源ですが、カルシウムの吸収にはビタミンDが不可欠です。
こうした中、閉経後の日本人女性を対象に、牛乳摂取と骨折リスクの関連を血中ビタミンD濃度別に解析したコホート研究がOsteoporosis international誌に掲載されました。
この研究では、「血中ビタミンD濃度が低い閉経後女性において、1日1杯以上の牛乳摂取は骨折リスクを低下させる可能性が示された」としています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202511_vol58.html
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽昨年は円安と干ばつが直撃、オーストラリア産オーツヘイの現状は:現地輸出業者へのインタビュー
日本市場で、米国産のアルファルファやチモシーなどと並ぶ主要な輸入乾牧草である、オーストラリア産オーツヘイの2024年産輸入価格(港渡し着地価格)は、円安やオーストラリア国内での干ばつの影響で、上級品で1トン当たり7万円台前半と高値を付けました。
2025年産も干ばつの影響が危惧されていることから、日本市場を主要輸出先とするオーストラリアの牧草販売業者に、今季の作柄や国内外市場のすみ分け、日本市場の位置付け等についてインタビューしました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202511_1.html
(3) 「J-MILK REPORT Vol.52」2025年秋号
特集はミルクサプライチェーンを支える物流現場の現状と課題です。
業界が一体となって取り組む「牛乳でスマイルプロジェクト」のもと、国産牛乳・乳製品の需要拡大に向けた新たな取り組みの概要も紹介しています。
その他、「2025年度 食育研修会」「ミルクの気になるギモン」など、ぜひご覧ください。
┗最新号はこちらから https://www.j-milk.jp/about/report/index.html#hdg2
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3. トピックス
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(1) 「牛乳でスマイルプロジェクト」の新たなポータルサイトを開設
業界一体となった需要拡大を後押しする「牛乳でスマイルプロジェクト」の新たなポータルサイトを開設しました。
全国の酪農乳業関係者による需要拡大活動について、消費者の皆様にもわかりやすい情報を提供しながら、関係者の皆様の連携した取組を推進するための要となるプラットフォームの構築を目指し、まずはそのフレームワークとして本サイトを公開しました。
今後、サイトの利便性を向上させ、様々なコンテンツや機能を追加するなど、一層の充実を図ってまいります。
┗詳細はこちら https://smile.j-milk.jp/
(2) 毎年恒例のSNS企画:#私のホットミルク
年末年始に牛乳や乳製品を使った料理を作って・食べて・投稿して、牛乳や乳製品がより多くの皆さまの食卓で活躍することを目指した毎年恒例のSNS企画です。
今年はこれまでの「#私のミルク鍋」から、より気軽にご参加いただけるよう「#私のホットミルク」にハッシュタグ名を変更し、「牛乳でスマイルプロジェクト」の下で取り組みを実施します!
ハッシュタグ「#私のホットミルク」をつけて、牛乳や乳製品を味わいながら、温かくてホッとするひとときを楽しみましょう!
▽実施期間:2025年12月15日(月) 〜 2026年 1月31日(土)
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/hotmilk/hotmilk2025.html
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┗m-alliance@j-milk.jp
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【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp/index.html
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JミルクURL https://www.j-milk.jp/index.html
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