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 メールマガジン 乳の学術連合 News  Vol.49

                     2025年2月3日

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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.49を乳の学術連合事務局からお届けいたします。

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※メールマガジンのアーカイブはこちら

https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2025news/detail/magazine.html

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◆ INDEX ◆

1. 乳の学術連合からのお知らせ

(1)会員等の研究活動

研究成果のご紹介

▽研究報告書の公開

学術研究データベース「社会文化」

§「香港における日本産牛乳の評価と輸出促進方策―アンケート調査に基づく分析―」

(2)乳の学術連合運営委員会の開催

(3)2025年度研究の公募について

(4)幹事会の開催

(5)研究計画発表会

 

2. Jミルクからのお知らせ

(1)牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報

ACADEMIC RESEARCH Up date

▽Vol.51 高齢者が骨折予防のために乳製品を摂取しても、血中脂質値への悪影響はない

(2)酪農乳業に関する国内・海外情報

①国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)

▽乳製品価格上昇と飼料費低下がEUの生乳生産の回復を促すと予想

②IDF酪農乳業における女性に関する報告書 第2号(仮訳)

(3) 学校給食用牛乳意見交換会の開催について(再掲)

(4)「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」開催のご案内(再掲) 

 

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1. 乳の学術連合からのお知らせ

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(1)会員等の研究活動

研究成果のご紹介

▽研究報告書の公開

学術研究データベース「社会文化」

§李冠軍先生(高知大学データサイエンスセンター)

「香港における日本産牛乳の評価と輸出促進方策―アンケート調査に基づく分析―」

┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/ronbun/shakaibunka/shakai_study2023-02.html

 

(2)乳の学術連合運営委員会の開催

乳の学術連合運営委員会を開催いたします。

委員の皆様には改めて事務局よりご連絡いたします。

日時 2025年2月10日(月)18:00~20:00(予定)

 

(3)2025年度研究の公募について

乳の学術連合が実施する2025年度の研究公募を12/31で締め切りました。

今後、各研究会の評価委員会(審査委員会)、幹事会を経て、2025年度に採択する研究を決定します。

①  牛乳乳製品健康科学会議

 研究評価委員会:2025年2月5日(水)

 幹事会:2025年3月12日(水)

②  乳の社会文化ネットワーク

 研究審査委員会:2025年2月16日(日)

③  牛乳食育研究会

 研究評価委員会:2025年1月31日(金)実施済

 

(4)幹事会の開催

各研究会では、2024年度事業報告及び2025年度事業計画他を協議するため、幹事会を開催いたします。

各研究会の幹事の皆様には改めて事務局よりご連絡いたします

① 牛乳乳製品健康科学会議:2025年3月12日(水)

② 乳の社会文化ネットワーク:2025年3月16日(日)

③ 牛乳食育研究会:2025年3月14日(金)

 

(5)研究計画発表会

乳の社会文化ネットワークと牛乳食育研究会は、2025年度研究採択者による研究計画発表会を開催いたします。

対象の皆様には、改めて事務局よりご連絡いたします。

① 乳の社会文化ネットワーク:2025年3月16日(日)

② 牛乳食育研究会:2025年3月14日(金)

 

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2. Jミルクからのお知らせ 

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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報

ACADEMIC RESEARCH Up date

▽Vol.51 高齢者が骨折予防のために乳製品を摂取しても、血中脂質値への悪影響はない

高齢者がたんぱく質やカルシウムの不足を改善するために乳製品を積極的に摂取すると、転倒や骨折のリスクが低下することが報告されています。

その一方で、乳製品には飽和脂肪酸も含まれており、心血管疾患への悪影響も懸念されます。

こうした中、オーストラリアで高齢者介護施設の入居者を対象に、乳製品摂取量の増加が血中脂質値に及ぼす影響を評価した無作為化比較試験がNutrition, Metabolism and Cardiovascular Diseases 誌に掲載されました。

この研究では、「推奨量の乳製品を摂取しても血中脂質値への悪影響はなく、乳製品摂取が適切な栄養学的介入法であることが示された」としています。

┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202501_vol51.html

 

(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報

①国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)

▽乳製品価格上昇と飼料費低下がEUの生乳生産の回復を促すと予想

欧州委員会「牛乳乳製品市場観測サイト」2024年12月会合報告より

「牛乳乳製品市場観測サイト」の経済委員会12月会合の報告書では、EUの牛乳乳製品市場の近況として、①2024年1~9月の生乳生産量は前年同期に比べて0.2%増加したこと、②生乳取引価格は1キロ当たり約50ユーロセントとなり、9月は前年より14%上昇し、この5年間の平均を22%上回ったこと、③平均乳製品価格はエメンタールチーズを除きこの5年間の平均を上回ったことなどを報告しています。

また、世界の主要輸出国・地域では9月の生乳生産量は前年に比べて0.5%増加しましたが、出荷量の拡大に苦戦する国もあることを報告しています。

EUの市場は堅調で、乳製品価格上昇と飼料費低下が生乳生産の回復を促すと予想しています。

以下に報告書の要約を紹介いたします。

┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202501_1.html 

 

②IDF酪農乳業における女性に関する報告書 第2号(仮訳)

国際酪農連盟(IDF)が、2024年に作成した報告書の翻訳(仮訳)です。

この報告書では、酪農乳業バリューチェーンにおける女性の活躍と地位向上のための活動について、世界11か国および2つの国際機関から紹介されています。

┗詳細はこちら https://j-milk.jp/report/international/202501report.html

 

(3) 学校給食用牛乳意見交換会の開催について(再掲)

文部科学省から学校給食をめぐる情勢についてご講演いただくほか、乳の学術連合における学乳の課題解決に関する領域横断的共同研究の成果やJミルクにおける学乳に関する取り組みなどを関係者にお知らせするとともに、関係者の皆様との情報共有の場を設定し、各地域での活動に活用していただける取り組みを推進することを目的に意見交換会を開催いたします。

 

〇開催概要

日 時:2025年2月14日(金)14時00分~17時00分

場 所:ワイム御茶ノ水 B会議室

東京都千代田区神田駿河台2-1-20御茶ノ水安田ビル4F及びZoomミーティングによるウェブ会議のハイブリット開催

 

〇募集人数 

現地(ワイム御茶ノ水)参加50名以内(お申込先着順)、ウェブ参加500名以内

 

〇意見交換会プログラム

・学校給食をめぐる情勢

講師:文部科学省 初等中等教育局 健康教育・食育課課長補佐 関口直樹 様

・領域横断研究研究のご報告

1.持続可能な学校給食用牛乳供給システムに向けた課題

講師:北海道大学大学院 准教授 清水池義治先生

2.高知県における学校給食用牛乳をとりまく課題と展望

講師:高知大学 准教授 柴英里先生

3.児童における学校給食牛乳の栄養的意義と地場産物・国産食材及び輸送距離における検討

講師:常葉大学 教授 野末みほ先生

・Jミルクにおける学乳課題解決に関する取り組み説明

・意見交換(参加者・講演者等との意見交換)

 

〇参加申し込み方法、申込期限

Googleフォームから2月7日(金)までにご回答をお願いいたします。

┗お申込みはこちら https://forms.gle/o7kEWJyd3DE7VJYr8

※フォームからお申し込みいただけない場合は、ご所属・部署役職・お名前を明記のうえ、メールにて申込担当者(c-ikeda@j-milk.jp)までお送りください。

 

(4)「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」開催のご案内(再掲)  

酪農生産者、酪農関連組織・企業の酪農担当部門の方々を対象として、日本の酪農生産現場の持続可能性について関係者が共に考える場として「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」を開催いたします。

本研究会では、日本の酪農の持続可能性に関する5名の専門家と2名の酪農家の方に、本年10月にフランス・パリにて開催された国際酪農連盟(IDF)ワールドデーリーサミット(WDS)、及び、6月(帯広[日本])と9月(セロツク[ポーランド])に開催された国際酪農比較ネットワーク(IFCN)カンファレンスにおける酪農の持続可能性に関する情報や事例のご紹介を交えてご講演いただきます。

 

〇開催概要

日時:2025年2月27日(木)10:30?19:00(受付開始:10:10予定)

【講演会】10:40 ? 14:20(昼食:12:30~13:20)

【討論会】14:40 ? 16:40、【交流会】17:30 ? 19:00

・Zoomウェビナーによるオンライン参加可能

・後日オンデマンド配信実施

 

会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)

東京都千代田区九段北4-2-25(JR/地下鉄 市ヶ谷駅より徒歩2分)

【講演会・討論会】3階 富士(西)、【交流会 (懇親会)】3階 富士(東)

┗会場はこちら https://www.arcadia-jp.org/access/

 

〇プログラム

講演会

<第1部>IDFサミットから持続可能な酪農家、及び乳牛を育てる取り組みを探る

講演①「海外における酪農家の後継者・新規就農者(仮)」:近藤 誠司氏(北海道大学 名誉教授)

講演②「日本における酪農家の高齢化と新規就農者の育成」:小林 信一氏(静岡県立農林環境専門職大学 名誉教授)

講演③「持続可能な酪農の実現における酪農教育ファームの価値」:藤本 勇二氏(武庫川女子大学 教授)

講演④「諸外国における乳牛の健康管理と薬剤耐性問題への取り組み(仮)」:菊 佳男氏(酪農学園大学 教授)

 

<第2部>世界の酪農家及び酪農組織から持続可能な酪農経営を探る

概要説明「IDF酪農家円卓会議(DFRT)」:Jミルク事務局

報告1「DFRT/酪農場訪問」:中村 俊介氏(酪農家・高塚牧場)

報告2「DFRT/酪農家討論」:半田 佑介氏(酪農家・半田ファーム)

講演⑤「IFCNに見る"Sustainability"と"持続可能性"」:日向 貴久氏(酪農学園大学 教授)

 

討論会

テーマ:「日本の持続可能な酪農をどう進めるか(仮)」

【モデレーター】生源寺 眞一氏(東京大学・福島大学 名誉教授)

【パネリスト】上記の講演者①~④、報告者1~2、清水ほづみ氏(酪農家・清水牧場)7名

・テーマ1 酪農家を育てる観点から、後継者及び新規就農者をどのように持続させるか、そのための酪農教育ファームの役割は?

・テーマ2 乳牛を育てる観点から、持続可能なアニマルウェルフェア及び衛生対策(AMR、乳房炎等)の取り組みを考える

 

〇申込方法

会場参加、オンライン参加、後日公開のオンデマンド配信のみ視聴の方はGoogleフォームからお申込みください。後日事務局よりご連絡いたします。

┗お申込みはこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScI6RujoYoA_5885f0l3_FTyqURnY18BGcbTbaFlruTMd98kg/viewform

※ 会場の座席数には限りがあるため、申込みが座席数を超えた場合、オンラインでのご参加を案内させていただきます。

※ Googleフォームをご利用できない場合は、参加申込書(word)に必要事項を記載の上、メール添付の上、お申込みをお願いします。(宛先:e-okajima@j-milk.jp )

┗参加申込書(word)はこちら https://www.j-milk.jp/gyokai/seminar/h4ogb4000000hi1l-att/h4ogb4000000hi5k.docx

 

〇申込期日:2025年2月10日(月)

参加費:無料(会場までの交通費は自己負担)

 

 

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 【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ

 乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp/index.html

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 JミルクURL https://www.j-milk.jp/index.html

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