2014年
著者:Mawson, William Brent
所属:University of Auckland(第1著者所属)
雑誌名・年・巻号頁:Journal of Nutrition Education and Behavior 2010 v42 n3 suppl 1 pS59-S65

  • 食育・教育
  • 乳幼児

要旨

野外のプレイ環境は、教師と子どもの両者に対して、広範な潜在的アフォーダンスを提供してくれるものである。教師の教育方針は、特定の環境下におけるアフォーダンスを認識し、これを活用するための子どもの能力や行動を決定づけるといえる。本論文では、ニュージーランドの幼稚園や保育園の教師や子どもたちのグループが、身近な大きな樹木の茂る自然環境である「野生の森」において、「野生の森」と交流し、またグループ内で相互交流するための方法について分析した。本研究では、全ての子どもたちと教師らが、少なくとも週に一度は森の中で時間を過ごした。研究者も、10ヶ月の間、週1回は幼稚園を訪れ、森へ向かう教師や子どもたちに同行した。子どもたちの輪に積極的に加わったり、教師主導で子どもと触れ合ったりする度合いや、自然環境がどの程度整えられているべきか、適切な環境を選択もしくは人為的に創作して活用すべきかという点に対する考え方は、教師により異なっていた。これらの指導方針の差異は、子どもたちが自然環境下で体験した事柄や学習成果に、大きく影響を与えていた。本論文は、自然環境下における子どもの体験に対する教育方針の差異の影響を記録し、野外環境下において、教師主導で教えることと子どもが主体となって学ぶことを、どのように組み合わせていくべきか検討するものである。

書籍ページURL
http://www.j-milk.jp/tool/kenkyu/berohe000000nv9r.html 

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2015年9月21日