2005年
著者:Atkins, Peter
所属:Durham University
雑誌名・年・巻号頁:History of Education 2005 v34 n1 p1-21

  • 食育・教育
  • 学童

要約

1934年10月,中央政府は,学校で牛乳を飲むことを促進するために,以前に商業的な主導権を得た。戦争の発生までずっと,学校牛乳の計画は,イングランドとウェールズの小学校の87%に達し,児童の56%は,毎日3分の1パイントの牛乳を飲んでいた。本論文は,この公共計画の原因となった動機とその施行に関連する問題について調査する。政府内から抵抗があり,そして,多数の異論が,特に教育委員会の戦略について,国内で上がった。結論として,第一に,政策担当者の意向では,液体の牛乳のための市場を供給する経済的必要性は,栄養不足の子ども達のための栄養剤よりも重要であった。第二に,政府の発展自体が,それが作用する中での実行力や影響に非常に依存していた。1933年では,学校牛乳の計画がどのように作用していたのかという確かな見込みの程度を予測することは難しいが,やがてそれは,政府の最も活発で普遍的に支持された食料政策の1つとなっていった。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/alliance/berohe000000nv5b.html
キーワード:
education + milk

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2015年9月21日