1987年
著者:後藤由夫
所属:東北大学医学部第三内科

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はじめに

 牛乳飲用により腹部不快感や腹鳴、下痢などの腸管運動充進による症状の出現することがよく知られている。この原因は、牛乳に含まれる乳糖を分解する乳糖分解酵素が不足している時に起とるといわれ、乳糖不耐症の原因とされている。また一方、牛乳の緩下作用も一般に信じられている。しかし、健康正常人において牛乳が腸管運動を亢進させるか否かについての客観的報告は少ない。

書籍ページURL
https://www.j-milk.jp/report/paper/commission/9fgd1p0000021qu5.html

2015年9月18日